第13回若年者ものづくり競技大会に参加しました。

(2018年08月22日)

 若年者ものづくり競技大会とは、厚生労働省および中央職業能力開発協会の主催で、技能習得中で、企業などに就業していない20歳以下の若者を対象に毎年行なわれる大会です。今年は、8月1日、2日石川県と愛知県で行なわれ、15職種、全国からおよそ450名ほどの参加がありました。当大学校からは、メカトロニクス、電子機器組立て、旋盤、フライス盤の4職種に5名の学生が参加し、そのうち、3職種に入賞することができました。

・メカトロニクス:敢闘賞(1チーム2名)
・旋盤     :敢闘賞(1名)
・フライス盤  :銅賞(1名)

 今年の春から4ヶ月あまり、授業後、授業時間に担当先生とともに練習を積み重ねた成果を見ることができました。電子機器組立ては、当大学校から今年初めて参加した職種ということもあり、準備が十分ではありませんでしたが、次回参加する後輩への貴重な足がかりとなったと思います。


*7月に福岡県庁で壮行会が行なわれました。

福岡県福祉労働部長(前列右2番目)、福岡県職業能力開発協会理事(前列左2番目)、小倉工業高等高校(前列左、後列左2人)、八女工業高等学校(前列右、後列右2番目)、当大学校の先生と参加する学生

この大学校から初参加ということもあり、練習方法などノウハウが分からない中、担当の先生と試行錯誤しながら練習しました。本番ではプログラミングが最後まで出来ませんでしたが、電子機器の組立てとプログラムをひとりで製作するのは初めてだったので、とても良い勉強になりました。参加してよかったです。(本人より)

大会前日の自己紹介です。
リラックスしていました。今までの経験のなかで最高のものになりました。(本人より)
競技最中に、自分の練習不足を痛感しました。もう一歩踏み込んだ練習をしていれば、、、、、と、日々の努力、積み重ねの重要さを知りました。(本人より)

製作品を提出しているところです
緊張していたのだと思います。ネジきりの寸法を間違え、しばらくそのことが気になってしまいましたが、気持ちを切り替え最後まで仕上げることができました。とても良い経験になりました。(本人より)

リラックスしていました。練習どおりに仕上がり、制限時間10分前に終えることができました。この大会がこれまでの中で最高の仕上がりでした。(本人より)

2級建築士に向けて 建築施工システム技術科

(2018年08月10日)

 建築士の仕事は、建築士法に基づいて建築物の設計とその図面をもとに建築現場で指揮・監督を行ないます。2級建築士は、ある一定規模以下の木造、鉄筋コンクリート造などの建築物に従事できる国家資格です。昨年は合格率24.3パーセントの難関のなか、当大学校から7名の学生が合格しました。今年は、13名の学生が2次試験を受ける予定です。
 この日は夏休み中ですが、1次試験に合格した応用課程の学生が、先生の特別指導を受け、実技試験の製図に向き合っていました。9月9日(日)に「設計製図」の2次試験が行なわれます。そして、12月に合格発表があります。

*実習前のKY活動

実技試験時間は5時間です。この日は、朝9時から午後3時まで頑張りました。



 当大学校は、建築科(専門課程)で受験指定科目の40単位を取得でき、建築実務経験がなくても専門課程を修了すると受験資格が得られます。

安全衛生工学 枠組足場組立て実習 建築科1年

(2018年08月08日)

 建築科、安全衛生工学の様子についてお伝えします。
 当大学校の居住系から就職する学生の多くは、施工管理者など現場を管理する立場になるため建築全般の知識が必要です。建築科の2年生になると施工実習で足場を設計し組立てますが、この科目では、実習を通して安全の観点からKY活動(危険予知、ヒヤリハット)を学びます。実際の現場のように、始める前に「労災ゼロで行こう」と掛け声から始めました。

*実習前のKY活動

安全に作業するための話し合い。
グループに分かれて行ないます。

話し合った結果をまとめ発表します。

安全のため服装をお互いチェックします。

完成させる足場


*労災ゼロで行こう

作業の前に、「労災ゼロで行こう」と大きな掛け声で始めます。
これは先生によるデモンストレーション。

すこし恥ずかしそうですが、楽しそうです。


*実習開始

3つのチームに分かれて、組立から解体までタイムトライアル形式で競うため、チームワーク力も楽しく高めることができます。

KY活動で事前に話し合った安全目標を確認しながら組立てます。

オートレベルを素早く据え付けるのも技術が必要です。


*組み上がったら、オートレベルで水平を調整します。

写真の左奥は応用課程1年生(3年生)が製作している本格的な足場です。(下の写真)

最後は撤収、所定の場所に片付けます。
ここまで、早い班では3分半、遅くても5分で終わらせていました。


*応用課程1年生(3年)が製作中の足場です。

今回組立てた足場は、応用課程1年生(3年生)が製作している本格的な足場の基本になります。


*完成した足場に上りました。


平尾台観光祭りに出展しました。

(2018年08月06日)

7月28日(土)北九州市小倉南区にある日本有数のカルスト台地、平尾台で開催された観光祭りに、生産機械システム技術科の学生が作成した全方向移動ロボットと電子情報技術科の学生が製作したイルミネーションを展示しました。暑い日でしたが家族連れが多く、子供たちは動くロボットに目を輝かせていました。

カルスト台地・平尾台と開園前の様子

オープニングセレモニー

ロボットとイルミネーション、子供たちに好評でした!

紙コップアート 建築科1年

(2018年08月01日)

 7月中旬、建築科1年生が当校体育館にて、数千個の紙コップを使ってアート作品を作りました。この学びは、形、光や影、全体のバランスなど建築デザインに必要な立体的造形感覚を身に付けるためのものであり、さらにグループワークを通してコミュニケーションやチームワークを図るものです。

*タイトル「添田教なり~」

添田教なり~

*テーマ「シンデレラ城(笑)」

シンデレラ城(笑)

*テーマ「川邉の集落」

川邉の集落

*テーマ「敗戦城」

敗戦城

みなさん、黙々と作業をしていて休憩時間になってもなかなか手を止めようとしません。
学生の一人は、「こうすればいいのかな、ああすればいいのかなと考えながら作るのが楽しい。子供の頃からものづくりが好きだった」と話していました。
これらの作品は、その日のうちに撤収されてしまい、多くの人に見ていただけないのが残念でした。


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