(2018年08月22日)
若年者ものづくり競技大会とは、厚生労働省および中央職業能力開発協会の主催で、技能習得中で、企業などに就業していない20歳以下の若者を対象に毎年行なわれる大会です。今年は、8月1日、2日石川県と愛知県で行なわれ、15職種、全国からおよそ450名ほどの参加がありました。当大学校からは、メカトロニクス、電子機器組立て、旋盤、フライス盤の4職種に5名の学生が参加し、そのうち、3職種に入賞することができました。
今年の春から4ヶ月あまり、授業後、授業時間に担当先生とともに練習を積み重ねた成果を見ることができました。電子機器組立ては、当大学校から今年初めて参加した職種ということもあり、準備が十分ではありませんでしたが、次回参加する後輩への貴重な足がかりとなったと思います。
*7月に福岡県庁で壮行会が行なわれました。
(2018年08月10日)
建築士の仕事は、建築士法に基づいて建築物の設計とその図面をもとに建築現場で指揮・監督を行ないます。2級建築士は、ある一定規模以下の木造、鉄筋コンクリート造などの建築物に従事できる国家資格です。昨年は合格率24.3パーセントの難関のなか、当大学校から7名の学生が合格しました。今年は、13名の学生が2次試験を受ける予定です。
この日は夏休み中ですが、1次試験に合格した応用課程の学生が、先生の特別指導を受け、実技試験の製図に向き合っていました。9月9日(日)に「設計製図」の2次試験が行なわれます。そして、12月に合格発表があります。
*実習前のKY活動
当大学校は、建築科(専門課程)で受験指定科目の40単位を取得でき、建築実務経験がなくても専門課程を修了すると受験資格が得られます。
(2018年08月08日)
建築科、安全衛生工学の様子についてお伝えします。
当大学校の居住系から就職する学生の多くは、施工管理者など現場を管理する立場になるため建築全般の知識が必要です。建築科の2年生になると施工実習で足場を設計し組立てますが、この科目では、実習を通して安全の観点からKY活動(危険予知、ヒヤリハット)を学びます。実際の現場のように、始める前に「労災ゼロで行こう」と掛け声から始めました。
*実習前のKY活動
*労災ゼロで行こう
*実習開始
3つのチームに分かれて、組立から解体までタイムトライアル形式で競うため、チームワーク力も楽しく高めることができます。
*組み上がったら、オートレベルで水平を調整します。
*応用課程1年生(3年)が製作中の足場です。
*完成した足場に上りました。
(2018年08月06日)
7月28日(土)北九州市小倉南区にある日本有数のカルスト台地、平尾台で開催された観光祭りに、生産機械システム技術科の学生が作成した全方向移動ロボットと電子情報技術科の学生が製作したイルミネーションを展示しました。暑い日でしたが家族連れが多く、子供たちは動くロボットに目を輝かせていました。
ロボットとイルミネーション、子供たちに好評でした!
(2018年08月01日)
7月中旬、建築科1年生が当校体育館にて、数千個の紙コップを使ってアート作品を作りました。この学びは、形、光や影、全体のバランスなど建築デザインに必要な立体的造形感覚を身に付けるためのものであり、さらにグループワークを通してコミュニケーションやチームワークを図るものです。
*タイトル「添田教なり~」
*テーマ「シンデレラ城(笑)」
*テーマ「川邉の集落」
*テーマ「敗戦城」
みなさん、黙々と作業をしていて休憩時間になってもなかなか手を止めようとしません。
学生の一人は、「こうすればいいのかな、ああすればいいのかなと考えながら作るのが楽しい。子供の頃からものづくりが好きだった」と話していました。
これらの作品は、その日のうちに撤収されてしまい、多くの人に見ていただけないのが残念でした。