利用者の声(修了生の声)

生産技術科

修了生画像1

金城 翔平 さん(名護高等学校出身)

2020年度修了 応用課程 生産機械システム技術科進学

応用課程では、1年次に標準課題、2年次に開発課題があります。これらの課題は各グループに分かれ、1年かけて装置を製作していきます。
専門課程で習得した技術を多角的に求められることも多く、グループで協力することが重要です。またグループワークは、専門的な技術だけではなく、コミュニケーション能力も養うことができるため、応用課程への進学は、良い選択だと感じています。

修了生画像2

糸満 文哉 さん (糸満高等学校出身)

2019年度修了 応用課程 生産機械システム技術科進学

応用課程では、専門課程に比べて自立した考え方で、様々な物事に取り組む姿勢がより求められます。
1年次から5人1組のグループに分かれ、パレタイジング装置を製作し、その過程で設計、加工、制御、予算の管理など、ものづくりの知識を学ぶとともに、グループワークを通し、コミュニケーション能力も養うことができます。
また就職活動も始まるため、自己理解などを行い、どの分野の仕事をしたいのか考え直すことができ、その目標に対して努力することによって社会人になっても役立つ力を身に着けられます。

電子情報技術科

修了生画像3

照屋 侃汰 さん(糸満高等学校出身)

2015年度修了 応用課程 生産電子情報システム技術科進学

専門課程では、電子回路設計製作やマイコン制御プログラミングなどを学び、総合制作実習では二足歩行ロボットラジコンを製作しました。
修了後は、専門課程で学んだことを発展させ、より深く学ぶことで、将来の就職の幅が広がると考え、応用課程への進学を決めました。
生産電子情報システム技術科では、Webページプログラミングやデータベースを学び、データ管理システムを構築したり、電子回路のプログラミングやシミュレーション技術を学びました。
現在は、就職に有利な情報系資格を取得して、情報処理システムの開発・保守の仕事に就職することができました。

電気エネルギー制御科

修了生画像4

金城 祐作 さん(美来工科高等学校出身)

2016年度修了 生産電気システム技術科進学

生産電気システム技術科(応用課程)では、電気エネルギー制御科(専門課程)で学んだ基礎を活かし、より実践的な実習やものづくりを行っていきます。
2年次では、開発課題といった、機械や電子情報の学生と、企業から委託された装置を作成します。構想、設計から行うため、電気関連のスキルだけでなく、他科の学生とのコミュニケーションやスケジュール管理など社会人に必要なスキルをより多く学ぶことができ、ものづくりの楽しさを知ることができます。

住居環境科

修了生画像5

宮下 草伸 さん(宜野座高等学校出身)

2003年度修了 沖縄県土木建築部都市公園課 首里城復興整備担当主任

一級建築士、技術士(総監、建設)

私は応用課程に進学後、県内設計事務所で5年間勤務し、2011年度から沖縄県で建築技術職として働いています。
行政の建築職の仕事は、➀学校や団地などの公共施設整備、➁法に基づく建物の確認や検査、➂各種まちづくりに関する業務等、主に3種類あります。施工や構造、法規や都市計画など、仕事を通して様々な経験ができ、多くの人や建物と関わることができるのが特徴です。
能開大で学んだ建築の幅広い専門知識が、仕事をする上で大いに役立つことはもちろんですが、課題や卒業研究を通して、製図やCAD、計算や実技など、それぞれの得意な分野を活かし仲間と協力しながら何かをつくりあげる協働の経験こそが、今も私のかけがえのない財産となっています。

修了生画像6

中口 なつ美 さん(普天間高等学校出身)

2007年度修了 有限会社 建築構造研究所 一級建築士

私は構造設計事務所に勤めており、主に住宅や公共工事等の構造設計を担当しています。父が土木設計に携わっている事に影響を受け、住居環境科への進学を決めました。
学生時代は構造力学が得意という訳ではありませんでしたが、耐震偽装事件により構造設計が注目され始めた当時、この世界に興味を持ち、ご縁があって現在の会社に就職しました。
住居環境科では建築について幅広く学ぶ事ができたので、一級建築士の取得に大いに役立ちました。また施工実習で学んだことは、実務をする上での大切な基礎となっています。2年間の濃密なカリキュラムは、その後のキャリアで自分を支えてくれる貴重な時間だったと実感しています。

物流情報科

修了生画像7

兼久 塁 さん(嘉手納高等学校出身)

2013年度修了 ANA沖縄空港株式会社

私はANA沖縄空港株式会社の国際貨物部門で、主に輸入業務における便の到着前業務や保税蔵置場管理業務を担当しています。勤務先は那覇空港に近隣した貨物ターミナルビルで、貨物便の到着業務や、貨物情報の税関申告や貨物の取降しから各アジア都市への輸送が円滑かつ迅速・正確に行なえるよう業務に従事しています。
現在は、後輩を指導する立場となり、スキルと経験を活かし業務に臨んでいます。また、自ら進んで課題を見つけ未経験であっても積極的に処理対応し、担当業務において困難に直面した時も精力的に取り組くように心がけています。そして、物流情報科で学んだPCのスキルや貿易実務や物流管理の知識を日々の業務の中でいろいろと役立てています。

修了生画像8

高江洲 奈美江 さん(美来工科高等学校出身)

2015年度修了 金秀商事株式会社

私が勤める金秀商事株式会社は、食品スーパーを中心とした小売業を運営しています。
私は現在タウンプラザかねひで石垣店のレジ担当をしています。接客以外にも商品や備品の在庫管理、社内書類や店舗内掲示物の作成などの業務があります。お客様の声が直接聞ける部署のため、他部署と連携し快適なサービスを提供できる様日々業務に当たっています。
日々の業務では物流情報科で学んだ販売管理や在庫管理の知識、PCスキルが役立っています。また、離島店舗ではパレット単位での納品の為フォークリフトの資格も活かせます。

修了生画像9

奥間 政幸 さん(具志川商業高等学校出身)

2012年度修了 株式会社コンピュータ沖縄

私は以前からIT業界の仕事に興味があり、コンピュータ関係について学びたいという思いからITの知識や物流システムなどシステム構築関連について学べる物流情報科に入校しました。
現在は、県内の官公庁向けにお客様のニーズに合わせたシステムの提案や構築などソリューション事業に携わる仕事を行っており、物流情報科で学んだITに関する知識やスキルなどは現在の仕事にも十分に生きていると思います。

国際ホスピタリティ観光科(ホテルビジネス科)

修了生画像10

大城 萌 さん(糸満高等学校出身)

2018年度修了 ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート

Salvatore Cuomo & Bar キャプテン

私はイタリアンレストランで勤務しており、現在はレストランのサービス全般とウエディングレセプションの担当者とのやり取りや、レセプションパーティーの進行を担当し、充実した業務を行っています。多くのお客様と出逢う中でお客様からのお褒めの言葉や笑顔がモチベーションの一つになっています。
外国人ゲストの利用も多く、特に英語・中国語の実用性を感じています。ネイティブスピーカーの講師によって、現場で使える単語や会話文などを学べた事は仕事をこなす上で助けになっています。また、在学中にレストランサービス技能検定を取得出来た事は自信となり、就職後のスキルアップに繋がっています。

修了生画像11

平田 洋介 さん(那覇高等学校出身)

2001年度修了 ホテル日航アリビラ宿泊部門 フロントマネージャー

ホテル日航アリビラにて20年間勤務し、料飲部にて12年、宿泊部にて8年の経験をさせていただいています。
現在も宿泊部にてお客様のためにセレンディピティ・サービス(ちょっとした驚き)をいかに提供し、「またこのホテ ルに帰ってきたい」と思っていただけるよう日々業務に取り組んでおります。
在学中には料飲、宿泊に関する実践的な知識習得と資格の取得をはじめ、経理(簿記)や外国語(英語、中国語)の知識も習得することができました。実習施設の設備も充実しており、在学中から実践的なホテル業務を学ぶことができたので、入社後すぐにその経験を活かすことができました。

生産機械システム技術科

修了生画像12

幸地 尚樹 さん(美里高等学校出身)

2019年度修了 株式会社JFEウイング

現在、工場の吊り具全般に関する業務を担当しています。具体的には、機器の購入手続きや工事伝票の作成等の事務作業を行ったり、設備の管理や修理を実施する場合は施工者に指示を出したりしています。施工者が居ない場合でも、自分でできそうなことは自ら施工したりしながら現場作業も積極的に行っていて、やりがいを感じながら充実した日々を過ごしています。これからも安全第一に頑張って行きます。

修了生画像13

亀井 良寧 さん(首里高等学校出身)

2018年度修了 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構

ポリテクセンター関西 職業訓練指導員

私は現在ポリテクセンター関西で職業訓練指導員をしています。日々離転職者や在職者の方々に向けて図面の書き方、機械加工などモノづくりのイロハを教えています。
在学中は開発課題を通して海洋ロボットの製作に携わりました。他学科と協力し、1からロボットを製作したのち、そのロボットで海洋ロボコンに出場し優秀な成績を残すことが出来ました。このような貴重な経験ができるのも沖縄能開大ならではだと思います。
将来的に私が指導員として開発課題に携わる際には、この経験を活かした取り組みをしていきたいです。

生産電子情報システム技術科

修了生画像14

吉武 龍之介 さん(沖縄工業高等学校出身)

2015年度修了 株式会社ネットワーク

私は、幼少期からコンピュータに触れることが好きで、将来はIT業界の仕事に携わりたいという思いから、生産電子情報システム技術科に進学することを決めました。
在学時には、監視システムの開発を行いました。開発の中で一番意識した事は、チーム内でのホウ・レン・ソウを徹底することです。なぜなら、一つのモノをチームで開発するにあたり、メンバーひとりひとりの意見を確認する事で、個々のアイディアが生まれ開発者・システム利用者がより多く満足できるシステムを作ることができると感じたからです。
現在、私が務めている株式会社ネットワークでは、プログラムからシステムテストを主に携わっており、在学中に携わった開発の内容がそのまま仕事に繋がっています。

修了生画像15

池原 寿紀 さん(美来工科高等学校出身)

2015年度修了 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構

青森職業能力開発短期大学校 職業訓練指導員

私は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構に職業訓練指導員として就職しました。職業訓練指導員は主に、離職された方、在職者の方、学卒者の方を対象とした職業訓練の実施や、受講生の就職支援など幅の広い仕事です。4年間能開大で学習した専門分野を活かし、役立てたいという思いから指導員の道を選びました。
現在は離職者訓練を主に担当しています。訓練では特に回路設計、プログラミングについて実際に授業を行っており、能開大で学習した電子情報分野の技術と知識が活かされています。授業の準備には大変な時間と労力がかかりますが、受講生の方に授業内容を理解してもらえたときにはやりがいを感じます。

生産電気システム技術科

修了生画像16

伊藤 広樹 さん(浦添高等学校出身)

2015年度修了 沖縄電力株式会社

応用課程では、より専門的な知識だけではなく、授業の大半が実験・実習やものづくりであるため、実践的なスキルも学ぶ事が出来ます。
特に2年次に他科と合同で行う開発課題ではグループ全員で協力し合い円滑に物事を進めること、自分の役割、コミュニケーションの大切さを改めて感じ、社会人として必要な事も身につける事ができました。
私はこの開発課題で海洋ロボットの製作をしており、ロボットの技術力を競う大会「水中ロボットコンベンション」と「海洋ロボットコンペティション」のAUV部門で最優秀賞を受賞する事が出来ました。
また、私は資格試験にも力を入れていて、優しい先生方のサポートもあり電験二種を取得する事が出来ました。
そして、応用課程で学んだ専門的な知識や技術をいかせる電気関係の仕事に就きたいと思い、沖縄電力株式会社に入社しました。
沖縄電力株式会社では、沖縄全域に安全に電気を届け、貢献できるように努力していきます。

修了生画像17

外間 結哉 さん(知念高等学校出身)

2021年度修了 一般財団法人沖縄電気保安協会

2年次の開発課題では、黒糖の加工を自動化するカチ割り黒糖自動化システムの開発を行いました。この課題で、私はグループ全員の目標への意識統一や、作業に対する責任感の大切さを学びました。
また、自分のスキルアップのため、電験三種の資格取得に挑戦しました。先生方の授業外でのサポートや日々の計画的な勉強のおかげで、応用課程1年次のときに資格取得をすることができました。
そして、応用課程で学んだことや取得した資格を活かせる仕事に就きたいと思い、一般財団法人沖縄電気保安協会に入社しました。
一般財団法人沖縄電気保安協会では、皆様が安全に電気設備を利用できるように努めてまいります。