各科紹介

【応用課程】生産ロボットシステムコース

産業用ロボットの活躍で産業や社会の問題を解決する

概要

産業用ロボットを用いたシステムの企画・開発から、生産工程の改良・改善・運用・管理などに対応した、高度な実践技能者やシステムインテグレータのエンジニアを育成します。

  • 定員:

    15名(機械系,電気系,電子情報系から5名ずつの選考となります)

  • 育成ポイント:

    • 産業用ロボットの利活用と保守ができる
    • 人とロボットの協働を導入できる
    • システム構築、自動化システムの適用がきる
    • 組込みプログラム、IoT技術に対応できる
キーワード
ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer),IoT,自動化システム
  • ※「SIer」は「エス・アイ・ア」と読む

主な学科と実技

授業科目

ロボットを操作する学生

カリキュラムでは、全学生共通の学科・実習と、系別に実施するものがあります。

専攻学科
ロボット工学(共通)
専攻実技
ロボット工学実習(共通)、ロボット設備設計制作実習(電気系)、ロボット制御システム設計製作実習(電気系)、センシングシステム構築実習(電子情報系)、生産管理システム構築実習(電子情報系)
標準課題
ロボット機器製作課題実習(系毎)、ロボット機器運用課題実習(コース全体で実施)

「ロボット特別教育」が必要な業務

ロボット工学実習における教示(ティーチング)実習風景
労働安全衛生規則第36条(抜粋)
第31号:産業用ロボットの教示等の業務
産業用ロボットの可動範囲内において行うマニプレータの動作の順序、位置、速度の設定、変更若しくは確認、又は産業用ロボットの可動範囲内において教示等を行う労働者と共同して可動範囲外において行う教示等に係る機器の操作の業務
第32号:産業用ロボットの検査等の業務
産業用ロボットの可動範囲内において行う、産業用ロボットの検査、修理、調整若しくはこれらの結果の確認、又は産業用ロボットの可動範囲内において検査等を行う労働者と共同して可動範囲外において行う検査等に係る機器の操作の業務

実習環境

生産ロボットコース用教室の室内風景

各系の実習授業、標準課題を実施するためロボットおよび関連機器と機材が整備されています。

産業用ロボット実習機器

  • 供給ステーション

    ロボット種別:パラレルリンクロボット
    型式:M-1iA/0.5AL ファナック株式会社(通称ゲンコツロボット)
    適用:吸着ハンドと組立て用ハンドを交換可能。カラーカメラ搭載

    パラレルリンクロボットの写真
  • 外観検査ステーション

    ロボット種別:双腕ロボット
    型式:MOTOMAN SDA5F 株式会社安川電機
    適用:双腕それぞれにハンドを搭載。左腕にはモノクロカメラ搭載

    双腕ロボットの写真
  • 機能検査ステーション

    ロボット種別:垂直多関節 3kg可搬
    型式: RV-2F-DSBY 三菱電機株式会社
    適用:ハンドによるツールの持ち替えで検査をおこなう

    3kg可搬の小型多関節ロボットの写真
  • 組立・仕分けステーション

    ロボット種別:垂直多関節 7kg可搬
    型式:MZ07-01 株式会社不二越
    適用:3つの先端工具を取り替え作業できる

    7kg可搬の多関節ロボットの写真
  • その他

    ロボット種別:AGV(自動搬送車)
    型式:Robotino フェスト株式会社
    適用:近接センサ、カメラを搭載、全方向性ドライブできる移動式ロボット

    全方位に移動できる自動搬送ロボットの写真
↑ ページトップへ
PAGE
TOP