よくある質問

北陸能開大について

「北陸能開大」とは、どのような学校ですか?

厚生労働省が所管し、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構が設置・運営する工科系の「大学校」で、正式名称は「北陸職業能力開発大学校」といいます。高等学校を卒業した方等を対象とした専門課程(2年制)と専門課程を修了した方等を対象とした応用課程(2年制)を設置しており、男女共学の大学校です。目指すものは、工学技術と実践能力を兼ね備えた実践技術者(テクニシャンエンジニア)を育成します。

「大学」ではなく、なぜ「大学校」と言うのですか?どのように違うのですか?

「大学」は、学校教育法に基づき文部科学省が所管していますが、他の法律により特別な目的を持って文部科学省以外の省庁が所管している学校で、大学に相当するものを「大学校」と言います。当大学校は、職業能力開発促進法(昭和44年法律第64号)に基づき厚生労働省が所管し、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が設置しています。

能開大を修了すると就職時の取扱いはどうなりますか?

文部科学省が所轄する一般大学とは異なるため「学士」等の学位は授与されません。

ただし、国家公務員試験では、応用課程を修了すると「大学卒」相当に、専門課程を修了すると「短大卒」と同等に扱われます。

地方公務員や、民間企業の求人も基本的にはこの基準に準じた採用条件となっています。

「実践技術者」とは、どのような技術者ですか?

ものづくりの生産現場で、状況の変化に応じて知識・技術・技能に裏付けされた最適な行動が取れる実践的力量を備えた技術者のことです。

機械分野の実践技術者を例にとって説明します。

工業製品としての新しい製品をつくりだすには、開発部門で仕様を考え、設計技術者が設計を行い、製造部門の技能者が設計図に沿って素材を削りものをつくっていきます。

しかし、実際には機能設計を行って、そのまま図面通りに製品ができるのではなく、図面には記載されていない部分や寸法、加工方法等を検討しなければなりません。

このように、設計技術者と、生産現場の製造技能者がいて、初めて製品が出来上がってきます。

また、複雑な構造の新製品を大量生産する場合などでは、そのための生産ラインの設計、そして製品(部品)を作り上げていく各生産工程の管理が必要となってきます。

このように、高度な生産現にあっては「モノ」をつくりあげる「腕」と「設計と生産に関する専門技術」をもった「実践技術者(テクニシャンエンジニア)」がなくてはならない存在なのです。

教育上の特色は何ですか?

主な点は次のとおりです。

  1. 企業の生産現場を意識した実践的なカリキュラム
  2. 企業が使っている最新鋭機器を整備した実験・実習環境
  3. 1学科定員25名~30名の少人数制
  4. きめ細かい就職指導による高い就職率
  5. 各種資格取得に向けたサポート体制
  6. 授業料を含めた年間経費60万円程度
施設見学はできますか?

オープンキャンパス開催期間以外でも、見学は随時受け付けています。事前にお電話をいただければ日程を調整し、担当者が校内をご案内いたします。(TEL0765-24-2205)(TEL0765-24-2205)

入校試験について

どんな入校試験がありますか?

専門課程では「推薦入校試験」、「自己推薦入校試験」、「事業主推薦入校試験」、「一般入校試験」を実施しています。応用課程では「推薦入校試験」、「事業主推薦入校試験」、「一般入校試験」を実施しています。

詳細は、各入試ガイドをご覧ください。

推薦入校試験はどのようになっているのですか?

専門課程の推薦入校試験では小テスト(数I)及び面接試験によって合否を判定します。応用課程では面接試験によって合否を判定します。詳細については各入試ガイドをご覧ください。

学費について

学費は、どれくらいですか?

当大学校に納入する学費は、受験料18,000円、入校料169,200円、年間授業料390,000円です。授業料は、前期・後期2分割での納入となっています。この他に教科書・実習服等の諸経費が入校時に必要となります。

日本学生支援機構の育英奨学金は、利用できますか?

日本学生支援機構の奨学金貸与の対象とはなりません。しかし、技能者育成資金融資制度という制度が別途設けられています。
詳しくは当大学校学務課までご連絡ください。

授業料免除の制度はありますか?

入校時点においての授業料免除はありません。ただし、入校後、学費を支援する保護者(保証人)が経済的理由等により授業料の納付が困難な状況になった場合、一定の条件の下での免除制度があります。

就職について

就職指導は、どのように行われていますか?

学生自身の意欲が一番大切なことですが、各課程1年生の後半から就職に向けた対策講座が開講されます。 専門家による講演や大学校独自のカリキュラムによるガイダンス・個別面談等を行い、志望企業へのエントリーから内定まで、就職支援アドバイザーと各科就職担当教員が熱心に指導します。

卒業生は、どのようなところに就職していますか?

これからの「ものづくり大国日本」を担うべく実践技術者に必要な知識・技術を習得した卒業生は、製造業を中心とした多くの企業で活躍しています。主な就職先リストは、こちらに載っています。

各科について

専門課程と応用課程の違いを教えてください。

専門課程では、専攻分野に必要な高度な技能・技術を体系的に習得する2年課程で、生産現場で必要とされる中堅技術者としての即戦力を身に付けることができます。応用課程では、専門分野の異なる学生がチームとなった自動化装置やロボット等の企画設計から製造・組立て・試験・検査・商品化の実習等を通して、創造力・企画開発力・問題解決能力やプレゼンテーション能力、リーダーシップ力などを習得する2年課程で、生産現場のリ-ダ-としての能力を身に付けることができます。

応用課程へはどのように進学できるのですか?

専門課程から応用課程に進学するためには、入校試験を受けて合格する必要があります。入校試験には推薦入試(書類審査と面接)と一般入試(専門的実技能力を問う筆記試験と面接)があります。

普通科(その他商業科等、工業科以外の科)から進学しても大丈夫ですか?

工業科出身以外の学生も多くいます。また、本校は少人数制なので教員がサポートいたします。

教育設備は、どのような整備状況ですか?

ME化等の急速な技術革新に対応できる高度な知識と実践能力を兼備した実践技術者(テクニシャンエンジニア)養成のため、時代の変化に応じた最新設備が整っていることはもとより、一人一人がじっくりと実習できる充分な数の機器が整備されており、他のどのような教育機関にもひけをとりません。是非、施設見学をお勧めします。

学生生活について

学生寮はありますか?希望者全員が入れますか?

遠方から就学する学生のために、鉄筋3階建136名(男子124室、女子10室、身障者用2室)が利用できる学生寮があります。全室個室で室内にはベッド・机・電気スタンド・ロッカータンス・TVアンテナ端子、インターネット回線(月額利用料金等は個人負担)が設置してあります。風呂・トイレは共用で、各階に洗濯機・乾燥機が設置してあります。なお、希望者が多い場合は選考により入寮者を決定します。

アルバイトはできますか?

授業は8時50分から16時25分までで、1時限は100分です。学生のほとんどは、放課後や休日など学業に差し支えない範囲で、アルバイトを行っています。

資料・お問い合わせについて

詳しい資料がほしいのですが・・・

大学校案内、募集要項は下記の資料請求(テレメール)よりご請求ください。お急ぎの場合は当校学務課までご連絡下さい。

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