• 訓練の概要（訓練により習得できる技能）
• 受講要件
• 受講料
• 受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種
• 訓練に関する職種と仕事内容
• 就職率
• 修了者の主な就職先
• 賃金情報
• 訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況
• 任意に取得できる資格
• 就職後のスキルアップ

• 機械製図を理解し、２次元ＣＡＤによる様々な機械図面の作成や３次元ＣＡＤによるモデリングの知識と技能を習得します。
• 普通旋盤やフライス盤加工を用いた加工、ＮＣ工作機械のプログラミングや操作についての知識と技能を習得します。

• 670時間

• 特に必要ありません

• 基本的なパソコンスキル（Windowsの基本操作、Word、Excelでの文字入力）を持っていること

• 再就職を強く望んでいる方であって、職業訓練を受講することに強い意欲を有している方
• 離職者訓練コースの内容を理解し、就職を希望する職務と入所希望訓練科との整合性がある方
• 職業訓練の安全確保及び訓練に支障をきたさないような健康状態である方
• 職業訓練を受講するうえで必要な集合訓練において協調性のある方

注意 受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。

機械加工作業者、CADオペレーター

工作機械を使い、「切る・削る・穴を開ける・溝を切る・磨き仕上げる」などの加工を行い、図面に指示されている品質を満たす製品や部品を製作するのが「機械加工技術者」です。
異なる形状のものを少量加工する場合は、人の手で加工する旋盤やフライス盤などの汎用工作機械を使います。 　　
図面には製作するための情報が盛り込まれていますので、そこから材質や加工精度に応じた刃物を選び、工作機械の回転数や送りの速度などを設定し、加工工程を考慮して、製品や部品を製作します。
同じ形状のものを中量加工する場合は、工具の動きや加工条件などを数値化し、プログラムにより自動加工するNC旋盤やマシニングセンタを使います。図面に指示されている品質を満たすように、最適な加工条件をプログラムします。
プログラムができたら、精度を確認するための試し削りを行い、図面に指示されている品質を満たしているか測定などのチェックを行い、満たしていない場合はプログラムを修正します。
プログラムを修正を終え、量産に入ります。
機械加工技術者には、期限内に決められた数の製品を、要求品質を満たすように加工することが求められます。

さまざまな建物や機械などをつくりだすためには、そのイメージを伝えるスケッチや設計図が必要です。以前はトレーサーが手描きで設計者の下書き設計図を写して製図をしていた図面を、コンピュータの専用ソフトを使って製図の図面を正確に描くのが「CADオペレーター」です。
CAD（Computer Aided Design）とは、コンピュータを使ってデザイン（作図・設計）することです。CADオペレーターは、企業の設計部門やデザイン会社などで働くか、派遣会社に登録し、建築、機械、電気、インテリアなどさまざまな図面を、コンピュータを使って設計の規格で決められた記号や作図コマンド（入力する記号）を入力して作図をします。
まず、手描きや書き込みのある図面、ラフスケッチなど、CAD化する図面を受け取ります。
次に、CAD化する図面の種類によって、それぞれ決められた記号、コマンドを入力します。設計者の意図を読み取りながら、正確に図面を作成します。
CADソフトにはいろいろ種類があり、数種類のソフトを使いこなす必要があります。そして、入力が終わると、図面を印刷してチェックし、完璧な図面にします。

機械加工作業者になるには、特に資格は問われません。職業能力開発施設や工業高校などで、機械加工についての知識や技能を学ぶことが望まれます。
一般的に、機械加工工場等に入職後、現場での経験を積んで、必要な技能を身につけます。国が認定する機械加工技能士の資格を取得すると、仕事の幅が広がります。

CADの職種には“ものづくり”に興味があり、空間（立体）判断力、計算能力がある方が向いています。

• 機械加工技術者
• 機械組み立て
• CADオペレーター
• 製造検査・品質管理
• 機械設計
• NC工作機械オペレーター

機械加工技術者、旋盤汎用フライス、CNC旋盤、金属加工（旋盤・フライス盤）、NC機械オペレーター、 2D-CADによる図面作成、3D-CADによる設計、設計支援を中心とした筐体、金型、板金、樹脂の各種図面作成など

• 機械加工（汎用機械、マシニングセンタ、CNC旋盤、NCワイヤー放電加工）
• CADオペレーター
• 品質管理
• 機械組み立て

CADシステムを利用するすべての企業において、製図業務や営業・販売業務に従事し、半年以上の就学・就業経験を有する者を想定して行います。1級の合格を目指す方はもちろん、設計や製図、CADシステムの販売等に従事する方が合格者像です。

CAD利用技術者試験に関する情報を見る

技能検定は、働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、その技能を証明する技能の国家検定制度です。技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき昭和34年から実施されています。３級では初級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度を確認します。

※技能検定の実施職種は、都道府県により異なります。

技能検定に関する情報を見る

0857-52-8802

0857-52-8784

tottori-poly03@jeed.go.jp