応用課程 開発課題20周年史

95 グループ4 三次元自動真直度測定装置の開発 指導教員 山下 忠 加瀬 昇 舟本 誠 B社で製造したスクリューに軸芯の歪みが発生している.現 在,歪みの最大値を評価しているが,特性把握には全体の評価, 統計管理が必要である.本グループは,スクリューの軸芯歪みの 度合いを評価し,統計的管理が施せるシステムを開発する. グループ5 長ナス自動皮むき装置の開発 指導教員 大澤 剛 野村 征司 依頼企業では長ナスの漬物,「サラダなす」を製造して おり,ナスの加工は手作業で行っている.1 日の加工量は 7~10 人で約 3 時間作業し,700~1000kg である.この作 業を自動化し,生産効率の向上・人員削減を実現する装 置の開発を依頼された. グループ6 パイプキャップ検査装置の開発 指導教員 藤田 秀樹 安保 潔 日浦 優 現在 N 社では,パイプ製作の最終工程でパイプ内へ の異物の混入を防止するため,作業者が手作業により プラスチックのキャップをかぶせている. N 社では検 査ミスを無くすために幾つかの取り組みを行っている がゼロにすることができず,現行の検査工程に改善を 行う必要がある.そこで,この作業を自動化すること により,検査ミスの防止を行い,生産コストの低減を 含めた装置の開発を依頼された. グループ7 建築施工中間検査確認支援システムの開発 指導教員 鈴木 章 川上 修司 茅野 昌明 近年,建築業界では品質管理・品質保証の一環として, 国際的な品質基準である ISO9000 ファミリー規格などの 審査登録が積極的に行われている.また,建築生産の現 場では,各工程によって様々な検査を実施している.そ のため事務処理作業が増大し技術者が事務処理者になり つつある.同社の要望により,本年度は中間検査を支援 するためのシステムの開発を行った. 95

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