応用課程 開発課題20周年史
92 2006 年度 開発課題(生産システム技術系) グループ1 両面テープディスペンサ自動組立て機の開発 指導教員 羽賀 馨 安保 潔 浅野 博 現在,S 社ではディスペンサ付きタイプの両面テープ を製作している.その組立ては,手作業で行われてお り,これを自動化することによって生産効率の向上,生 産コストの低減が必要とされている.そこで,両面テー プにセパレータを貼り付けたものを,組立てたディス ペンサへ収める工程を自動化し,さらに不良検出を含 めた生産管理まで行える装置の開発を行った. グループ2 スクリューの曲り矯正・検査装置の開発 指導教員 山下 忠 加瀬 昇 舟本 誠 B社では印刷機に使用されるトナーを効率的に攪拌 し供給するスクリューを製造している.射出成型時に わずかではあるが曲がり不良が発生しているため,簡 易治具を用い,手作業で全数矯正及び検査を行ってい る.実質歩留まりは 99%に達する.しかし,手作業のた め人件費がかさみ,製造原価増加の原因となっている. 本グループは,人件費の削減,高い信頼度の検査を効 率的に行うことを目的として,スクリューの曲がり矯 正・検査装置の開発を行う. グループ3 焼結部品の外観画像検査装置の開発 指導教員 神野 豊 陣内 望 山崎 聖 現在F社では,焼結部品の完成検査を目視で行っ ている.この部分を自動化することにより部品検査 精度の均一化,コストダウンなど多くの利点があ る.なお,業界内にも実現した例はない.そこで, 画像処理による焼結部品の外観検査装置の開発を行 った. 92
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