応用課程 開発課題20周年史

91 グループ4 プラスチックフィルタ自動検査装置の開発 指導教員 伊藤 昌樹 羽賀 馨 加瀬 昇 舟本 誠 エアコンの吸気口などに利用されるプラスチックフィル タを製造している D 社では,現在,製造されたフィルタは目 視検査を行った後に出荷している.本開発課題では D 社の 要望により,人為的なミスを防止し,製品検査率の向上のた めの自動検査装置の開発を行った. グループ5 GPSを用いた線引きロボットの開発 指導教員 藤田 秀樹 田野 英一 日浦 優 GPS 技術はカーナビ,携帯電話等の民生機器や地 殻変動の監視などに応用されている.我々は通常の GPS よりも精度の高い(測位誤差2cm 以下)RTK-GPS を用いて,実用的なロボットの開発を目指すことと した. グループ6 Super受付・案内ロボットの開発 指導教員 神野 豊 陣内 望 平成 15 年度から学校の受付・案内ロボットの開 発に取り組み,実験レベルで当大学校の本館一階の 正面玄関前から校長室までの案内行動と,元の位置 に戻る帰還行動まで実現している.しかし,ナビゲ ーション機能が不安定で,常設する受付・案内ロボ ットとしては不十分であった.今年度は,上記の欠 点をなくし受付・案内ロボットとしての基本的な動 作が確実にでき,玄関ロビーに常設可能な「Super 受付・案内ロボット」の開発に取り組んだ. グループ7 建築施工検査確認支援システムの開発 指導教員 鈴木 章 川上 修司 茅野 昌明 近年,建築業界では品質管理・品質保証の一環として国際的 な品質基準である ISO9000S などの審査登録が,積極的に行わ れている.しかし,そのための事務処理作業が増大し技術者が 事務処理者に成りつつある. そこで,今回竣工検査において の事務処理の省力化を実現し,建築検査・品質管理の標準化を 図るために検査確認支援システムの開発を行なった. 91

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