応用課程 開発課題20周年史

89 グループ5 ニラ出荷調製装置の開発 指導教員 大澤 剛 飯塚 浩一 浅野 博 栃木県は全国 1 位のニラの生産地である.現在S社がニラ出荷 調製機を開発,販売しているが,結束部の不具合などによる結束不 良が発生する問題を抱えている.本開発課題では,市販機にはない ニラの自動重量計測,等級分け,検査および選別機能を備えた低コ ストで信頼性の高いニラ出荷調製機を開発することにした. グループ6 米袋結束装置の開発 指導教員 山下 忠 野村 征司 現在,米を量り袋詰までを行う装置は市販されているが,米袋の紐が 結束できる装置は各農家で所有できていない.私達は T 社からの依頼 により,計量・袋詰・結束までの工程のうち,現在製品化されていない 結束装置の開発を行い,各農家で購入ができることを目的とした. グループ7-1 受付・案内ロボットの開発 指導教員 神野 豊 田野 英一 山崎 聖 今年度は昨年度の受付・案内ロボットをベースに,実用に 耐えられる完成度の高いロボットの開発を行なってきた.問 題点の解消,ロボットの基本性能とナビゲーション性能を向 上させ,最終的に本館一階フロアのナビゲーションを完成さ せる事を目標に取り組んだ. グループ7-2 GPSを用いた不整地走行ロボットの開発 指導教員 神野 豊 田野 英一 山崎 聖 GPS は,位置情報システムの根幹をなす.我々は, GPS を用い た不整地走行ロボットを開発することとした.最終的目標は,被 災地の災害状況の調査や被災者の救助にも応用できるロボット を開発することであるが,今年度はその原型の開発を目指す. グループ7-3 二足歩行ロボットの開発 指導教員 神野 豊 田野 英一 山崎 聖 二足歩行ロボットに関する技術取得を主テーマに,ROBO-ONE と いう二足歩行ロボットのコンテストに参加できうる仕様の二足 歩行ロボット開発を行ってきた.大会参加には完成度の高いオリ ジナル性に富んだものでなければならず,技術レベルも高い. 89

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