応用課程 開発課題20周年史

87 グループ4 ゴム成形品外観品質自動検査装置の開発 指導教員 羽賀 馨 大久保 欣哉 舟本 誠 封口ゴムの製造過程において通常,直接目視検査による 良否判断が行われている.今回 K 社よりこの検査の自動化 を依頼され,開発を行ったので報告する. グループ5 高齢者と医師とを結ぶネットワークの開発 指導教員 田野 英一 茅野 昌明 医師から「高齢者の日常生活情報(ベッドに横たわって いる時間,体温など)が自動的に医師へ伝わるシステムが あれば,医師やヘルパーに有用である」という助言を頂い た.今年度は昨年度のシステムをベースに,製品化・実用 化を目指し低コスト,高信頼性で省スペース型のシステム を開発する. グループ6 自動車燃料供給カップ自動検査装置の開発 指導教員 山下 忠 野村 征司 自動車燃料供給カップは,自動車エンジンの燃料をシ リンダーに供給する部位に使用される部品であり,H 社の 主力製品として生産されている.カップ内面に傷がある と気化した燃料が漏れ,重大事故につながる恐れがある. したがって,その傷検査は品質確保の面から重要であり, 現在は目視により検査を行っている.本テーマの目的は, この目視検査および供給,清掃,格納などの一連の工程を 自動化することである. グループ7 受付・案内ロボットの開発 指導教員 神野 豊 陣内 望 山崎 聖 鉄腕アトムの生誕した 2003 年,多くのメディアで各 種ロボットの紹介がなされ,ロボット技術が将来有望 な技術であることは,周知のところである.そこで, 我々は「ロボット技術の習得」,「役に立つロボットの 開発」,「当大学校のマスコット」をキーワードに,学 校内で活躍する「受付・案内ロボット」を開発した. 87

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