応用課程 開発課題20周年史

85 グループ4 オリフィス整列機の開発 指導教員 藤田 秀樹 大久保 欣哉 加部 通明 現在N社はオリフィスの組立てを手作業で行って いる.そこで我々は人員の削減,生産効率の向上,人 為的ミスを防ぐことを目的とした部品の自動整列機 開発の依頼を受け,製作を開始した.今回は,a~c の3種類の部品を,決まった順番で並べて治具に挿入 する工程を自動化する装置を開発した. グループ5 ペットボトル回収装置の開発 指導教員 伊藤 昌樹 青木 亮二 日浦 優 本校での飲料容器のゴミの現状を調べたところ,学校内でもペットボトルの普及率が高 いことがわかった.しかし,そのほとんどがキャップとラベルを外しておらず,ペットボト ルに対する学生のリサイクルの意識が低 いことが判明した.そこで私達のグループ では,キャップとラベルを自動で取り外す ペットボトル回収装置を開発することと した.本装置を設置することでペットボト ルのリサイクルにおけるポリエステルの 純度を上げるだけでなく,学生のリサイク ルに対する意識の向上も期待される. グループ6 在宅介護システムの開発 指導教員 羽賀 馨 田野 英一 茅野 昌明 我が国では急速な高齢化に伴い,一人暮らしの高齢 者いわゆる独居老人(以下,被介護者)が増えつつあ る.被介護者の健康管理においては,一日の生理デー タをホームヘルパー等の介護者が手記入し,それをも とに医師が判断しているのが現状である.そこで,介 護者の負担を軽減し,効率の良い被介護者のケアを可 能とする支援システムを開発することとした. 85

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