応用課程 開発課題20周年史

107 グループ4 自動車用ドア組立ラインにおけるねじ締め装置の開発 指導教員 作 成一郎 陣内 望 浅野 博 自動車のドア組立作業は,取付け部品をドアにセ ットし,システムレンチを用いて,ねじによる締結 を行うことが繰り返される.しかし,複雑な部品が 多いうえ,様々なドアがあるので,自動化は困難で ある.そこで,自動車の左右対称構造に着目し,機 械に人の作業の反転コピー(ミラー)をさせ,人と の協業可能な装置を開発し,作業効率の向上を図り たいというテーマを A 社から頂いた.これは,現在 ドア1枚を1人の作業者で行っているものを,1人の作業者により,2枚のドアの作業を行 う装置である.本年度は前年度装置の改良,ミラー側ねじ締め部,パーツホルダの開発を行 った. グループ5 施設 PR 装置の開発 ルービックキューブ自動完成装置 指導教員 菅野 金一 佐々木 英世 日浦 優 関東職業能力開発大学校内に現存する『 PR 装置』は, 恵風祭などのイベント展示に際し,その運搬性,稼働性, PR 性が課題として残る.そこで,私たちは新たに『子供 が興味を持つ PR 装置』の開発に取り組み,立体パズル『ル ービックキューブ』の中でも一般的なタイプである 3 × 3 × 3 タイプを自動で解き完成させる装置を開発することに した. 107

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