応用課程 開発課題20周年史
105 グループ4 屋内型飛行船の開発 指導教員 中村 聡 山下 忠 日浦 優 当校で実施している「ポリテックビジョン」などの屋内イベントにおいて,天井付近の空 間を有効活用の手段として,浮力を得ることで長時間の停留に適しており,小さな力でも推 進力を得ることが可能である飛行船に着目した . 大き な動力を必要としないため,省エネでの飛行が可能で あり,カメラを積載することでイベントの様子などを 上空からの視点で観ることも可能である.また,飛行 船の船体自体を広告としての利用も可能であることか ら,空間の有効活用に繋がると考え,屋内飛行船の開 発を行うことにした. グループ5 自動車用ドア組立ラインにおけるねじ締め装置の開発 指導教員 浅野 博 神野 豊 陣内 望 自動車のドア組立工程における作業は,複雑な 部品が多いうえ,様々なドアがあるので自動化が 困難である.そこで,自動車の左右対称構造に着 目し,機械に人の作業を反転コピーさせ,人との 協業可能な装置を作り,作業効率の向上を図りた いというテーマを A 社から頂いた.そのための第 1 ステップとして私たちは,「ドアロックのねじ 3 本を確実に締める」装置の開発を行った. 105
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