応用課程 開発課題20周年史

104 2012年度 開発課題(生産システム技術系) グループ1 自動点字刻印装置の開発 指導教員 伊藤 昌樹 青木 亮二 茅野 昌明 本テーマは大手印刷会社から「容器用のプラスチ ックシートに点字を刻印したい」との依頼があり , そ の装置を開発するものである . 昨年度からの継続課題 であるが , 実用化を進めるには多くの点で改良を施す 必要があった . そこで今年は , 昨年度の装置を超える 装置の完成を目的とした . グループ2 ニンニク植付機用自動供給装置の開発 指導教員 野村 征司 小島 篤 加部 通明 種ニンニク(以下ニンニク)を畝 うね へ植付けるニン ニク植付機は開発されている.4 枚の目皿があり 4 列同時に植付けが行える.ニンニクの供給は手 作業で行うため,作業が単調で非常に辛く,改善 が求められている.そこで青森の農事法人 A 農場 から依頼を受け,同じく青森の企業 B 社に提案す る形でニンニク自動供給装置の開発を行った. グループ3 技能競技を目的とした自動組立装置の開発 ~関東 V.S 東海~ 指導教員 大澤 剛 柴田 清孝 岩崎 浩文 オリジナルの電子製品を開発し,その電子製品を 受注から組立,検査そして出荷まで行う実際の生産 ラインを擬似的に体験できる自動組立装置を開発し た.この課題の特徴は 3 科の技能・技術をバランス よく発揮できることである.また,競技課題として開 発しているため,他の大学校とお互いの技能・技術 の向上を図ることができる.今年度は東海能開大と 競技を行った. 104

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