応用課程 開発課題20周年史

101 グループ4 ストライカー自動検査装置の開発 指導教員 神野 豊 田野 英一 日浦 優 依頼企業は,自動車のドアロック用部品である ストライカーを製造している.このストライカー は,アームとベースの2つの部品をかしめること で製造され,ごくまれに接合部などで不良が発生 している.官能検査では,良否判定にばらつきがあ ることが懸念される上に,聴覚検査においては,検 査音が高音であり難聴などの人体に与える影響が あると考えられる.これらの問題を解決するため, ストライカー自動選別装置を開発することにした. グループ5 マイクロファクトリーの開発 指導教員 伊藤 昌樹 青木 亮二 加部 通明 近年,微細加工技術の高精度化に伴い製品の小型精 密化が進展し,マイクロマシンの市場化を目指す動き が世界中に広まっている.その実現を可能にするマイ クロファクトリーは,工作機械の小型化により消費電 力,材料等の使用が極めて少なく環境問題も含め近未 来に必要な技術になっている.そこで私達は,小型で 本大学校のPRも兼ねる,マイクロNC旋盤(Micro Lathe Factory:マクロス F)を開発することとした.製作す るに当たり,加工機や加工設備の小型化,省資源,省 エネルギーへの貢献を目的とした. グループ6 イベント用PR装置の開発 指導教員 野村 征司 陣内 望 舟本 誠 加部 通明 本校には,学校 PR を目的とした装置として,レー ザー彫刻機があり,イベントで好評を得ている.しか し,持ち運びが不便であることや係員が必要などの問 題点が挙げられた.イベントで使用する PR 装置のた め,年齢を問わず多くの人に関心を持ってもらえ,誰 にでも分かりやすい視覚に訴える装置が最適と考え た.私達は技術力をアピールできるイベント用 PR 装 置として,リアルタイムサウンドモニターを開発し た. 101

RkJQdWJsaXNoZXIy ODQ0MTk3