機械設計/機械製図の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた最適な公差設定によりコスト競争力を強化するため、製品仕様と製造条件や製造コストを考慮した公差の設定・設計技術を習得します。
1.コース概要及び留意事項
2.公差解析概要
(1)公差設計の理論とポイント
(2)公差におけるガタやレバー比の考え方
3.実習問題1(設計情報の把握及び公差設計を活用した構造変更)
(1)課題の構造説明(軸受構造)
(2)設計情報収集及び現状図面指示での公差計算
(3)発表・討論
(4)現状構造での実態把握と考察
(5)改良構造検討と公差計算による検証
(6)発表・討論
4.ガタ・レバー比を有する機構の公差設計
(1)ガタ・レバー比を有する公差設計の考え方
(2)演習問題
5.実習問題2(レバー機構を有する構造の公差設計)
(1)課題の構造説明(レバー機構)
(2)平面方向の隙間管理の公差計算
(3)平面方向の噛み合い量管理の公差計算
(4)断面方向の公差計算
(5)発表・討論
6.まとめ