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【電気エネルギー制御科】第6回東海地区技能五輪ユースメカトロニクス技術競技会 in 平成30年度東海能開大ポリテクビジョン 優勝!


中央職業能力開発協会主催の第14回若年者ものづくり競技大会が2019年7月下旬に開催されます。
昨年に引き続き、電気エネルギー制御科から、メカトロニクス職種に挑戦します。

  この大会へ向けて、10/6(土)に、東海能開大が主催する「第6回東海地区技能五輪ユースメカトロニクス技術競技会in平成30年度東海能開大ポリテクビジョン」に参加して来ました。
場所はイオンタウン大垣です。ショッピングセンターにて開催することで、より多くの方に若年者ものづくり競技大会を知ってもらうためです。

参加校は、東海能開大(2チーム)、岐阜工業高等学校(2チーム)、大垣工業高等学校(2チーム)、岐南工業高等学校、愛知総合工科高等学校、茨木県立筑西産業技術専門学校、当校1チームの計11チームです。
若年者大会でも上位に占める強豪校ばかりです。

通常の大会は2日間の日程ですが、今回は1日での開催となるため、実施する課題は、第1課題と第3課題を実施しました。
開会式は10時30分からですが、その前に競技で使用する模擬生産ライン(MPSユニット)の動作チェックをする必要があるので、前日(10月5日)夕方に会場に入り、準備しました。

当日は、各チームの設備チェック(各チームが同じ仕様になっているかを確認します)し、10時30分から競技を開始しました。
第1課題は2時間です。速いチームは50分くらいから課題をクリアしていきました。
その後、開会式があり、15時より第3課題(1時間30分)を実施しました。
ここでも、50分くらいから課題をクリアしていきました。

浜松校からは2年生チームが参加しました。
2年生チームは、来年就職するため、これが最後の大会となります。

結果は、第1課題は48分、第2課題は52分でクリアすることができました。

その結果、優勝することができました。
1年間実施してきた練習の成果を出すことができたと思います。お疲れ様でした。
この経験を、社会に出てから活かしてほしいと思います。

2日目は、プレゼンテーションとパフォーマンスを行いました。
東海能開大、浜松校の選手により、競技内容・競技活動を報告し、実際の大会でも実施するトラブルシューティングを東海能開大VS浜松校にて実施しました。
これは、選手のトラブルを探す速さ・正確さを身近に見てもらうためです。

その後、技能五輪メカトロニクス職種紹介を“FESTO株式会社”、第55回技能五輪全国大会課題内容の紹介を浜松にある“本田技研工業株式会社トランスミッション製造部”、技能五輪に向けた選手育成についてを“シチズン時計マニュファクチャリング株式会社”が行い、当校選手は参考になったのではないかと思います。
1年生選手ともに、来年の競技大会に向けて、日々練習を積んでいきたいと思います。
今後とも、応援よろしくお願いします。

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“若年者ものづくり競技大会”とは・・・
若年者のものづくり技能に対する意識を高め、若年者を一人前の技能労働者に育成していくためには、技能習得の目標を付与するとともに、技能を競う場が必要です。
このため、職業能力開発施設、工業高等学校等において、原則として、技能を習得中の企業等に就業していない20歳以下の若年者を対象に「若年者ものづくり競技大会」(以下「大会」という。)を開催し、これら若年者に目標を付与し、技能を向上させることにより若年者の就業促進を図り、併せて若年技能者の裾野の拡大を図ります。

メカトロニクス職種とは・・・
工場の自動生産設備を模擬した競技用FAモデルを用い、設備の改造、調整、プログラミングや保守を行います。
全ての競技課題は非公表であり、各チーム2名の選手が連携して作業します。
課題は、3つあり、第1課題はネットワーク運転(模擬生産設備の機械装置、電気回路、空気圧回路を組み替え、調整を行い、仕様書通りのプログラムを作成します)、第2課題はトラブルシューティング(生産設備の不具合を特定し修復を行います)、第3課題はメンテナンス(設備を改善するための保全作業)です。

中央職業能力開発協会 http://www.javada.or.jp/jyakunen20/

前日に機器を梱包し、荷物をトラックに搬入、会場である岐阜県大垣市へ移動しました。

会場(イオンタウン大垣)に到着し、梱包をほどき準備を開始します。
今まで何度か経験しているため、トラブルもありませんでした。ワークを流して、サイクルタイムを計測しています。

東海能開大チームと意見交換中。選手間のコミュニケーションを図っています。 お互い、仕上がり具合が気になります。

無事準備完了です。この後、旅館に移動し休みました。

競技内容を理解してもらうために、パネルの設置、ディスプレイにて動画を放映し、パンフレットの配布をしました。
多くの方に足を止めて読んでいただきました。

応用課程に進学し、昨年もこの大会に参加した浜松校の前選手から、アドバイスをもらいました。

開会式です。ショッピングセンターホールが会場のため、吹き抜けの会場です。

競技開始です。選手同士で課題内容の確認をおこない、役割を明確にします。
メカ担当の瀧下選手。作業効率を考えながら、分解・組立を実施します。

プログラム開発担当、佐藤選手。プログラム開発の速さはトップレベルです。
今回もいち早く完成させ、複雑な組立を手伝います。

選手2人のチームワークが重要です。
練習会、大会をこなしているだけあり、息が合っています。

審査中です。審査手順書により1つ1つの動作を確認していきます。
今回は、無事第1、2課題ともにクリアすることができました。

会場では、大型ディスプレイにて選手紹介がされました。
石川大会の様子がわかる写真も取り入れ、会場にPRしました。

東海能開大Aチーム。
浜松校前選手がいます。

東海能開大Bチーム。石川県大会銅賞チームです。
強豪校の1つで、技術力が高いです。今回は3位でした。

今年度は、みごと優勝することができました!応援ありがとうございました。

指導者は、他校を審査しました。
岐阜工業高校の審査を担当したのですが、石川県大会で、敢闘賞を受賞した選手が参加していました。

競技会終了後は、明日のプレゼン・パフォーマンス(競技実演)の準備をしました。
その後、旅館へ移動し休みました。

2日目、プレゼンを実施します。浜松校選手が競技内容、いままでの活動実績を紹介しました。
少ない準備時間でしたが、スライド・発表と満足のいくものでした。

パフォーマンスでは、実際の競技課題であるトラブルシューティングを実施しました。東海能開大と浜松校で対戦しました。
実際の競技会ではできなかったこともあり、選手は熱が入りました。

柱を境に、左側が東海能開大、右側が浜松校です。

前浜松校選手です(左)。
東海能開大に進学後も選手として練習を積み、石川大会には出場することが出来ませんでしたが、その悔しさをばねに、この大会を迎えました。

閉会式後、MPSを梱包します。運送会社に荷物を渡し、浜松に戻りました。
これで、2人の選手は引退となります。1年間頑張ってきた成果は出せたと思います。
修了までの間、後輩の指導をして頂こうと思っています。