E025:組込みLinuxによるマルチスレッドソフトウェア開発技術

コース概要

コース名 組込みLinuxによるマルチスレッドソフトウェア開発技術
コース番号 E025A
訓練日程 平成30年2月27日(火)~3月1日(木)
実施時間帯 9時15分~16時00分 (昼休み:11時45分~12時30分)
日数(時間) 3日間(18時間)
概要 組込みシステムの機能改善や高性能化、高付加価値化を目指して、UNIX系OSで標準となっているpthreadsライブラリと、スレッド間での排他制御を実現するミューテックスを用いたプログラミング技法を習得します。
対象者 組込みシステム開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う方、またはその候補となる方
定員 10名
受講料 15,000円
使用機器等 Linux端末、ネットワーク接続環境
持参品 筆記用具
備考(講師) 部外講師((有)マイクロブレインズ 渋谷克智)
実施場所 ポリテクセンター埼玉

コース内容セミナーで使用する資料の目次等をPDFファイルでご覧いただけます。

教科項目 内容
1.マルチスレッドプログラミング概要 (1)マルチスレッドプログラミングについて
  イ.マルチスレッドの仕組みと動作原理
  ロ.マルチスレッドによるレスポンス・タイム、スループットの向上
  ハ.スレッドのライフサイクル
  二.複数スレッドの関係と制御
2.マルチスレッド処理概要 (1)Linux上でC言語コンパイル環境の構築
(2)複数スレッドのサンプルプログラムの動作確認
(3)スレッド間のデータ共有
  イ.マルチスレッドにおけるメモリモデルの概要
  ロ.スレッド間データ共有のサンプルプログラムの動作確認
3.ミューテックスによる実行の排他 (1)ミューテックスの必要性
(2)ミューテックスを用いたサンプルプログラムの動作確認
(3)条件待ち
  イ.ミューテックスと条件の関係
  ロ.条件待ちをするサンプルプログラムの動作確認
4.マルチスレッドプログラミング開発実習 (1)スレッドセーフなキューの作成
  イ.プログラムの仕様
  ロ.プログラミング
  ハ.動作確認
5.ソケットプログラミング実習 (1)ソケットプログラミング
  イ.プログラムの概要
  ロ.サンプルプログラム解説
  ハ.サンプルプログラムのマルチスレッド化
  ニ.動作確認
6.まとめ (1)コース全体について確認及び講評
  イ.マルチスレッドにおける注意点の再確認
  ロ.Pthreadsライブラリのまとめ
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レベルアップコース