M044:設計者のための機械構造解析技術(CAE構造解析)

コース概要

コース名 設計者のための機械構造解析技術(CAE構造解析)
コース番号 M044A
訓練日程 M044A:平成28年12月19日(月)~21日(水)
実施時間帯 9時15分~16時00分 (昼休み:11時45分~12時30分)
日数(時間) 3日間(18時間)
概要

CAEにより、従来の公式による設計だけではなく、CAEソフトを利用した解析による設計が普及してきました。ここでは、構造解析(変形、応力、ひずみ、固有振動等)を行うにあたり強度に関する事項(垂直応力とせん断、応力とひずみ、金属の破壊、荷重の種類、主応力、応力評価等)を確認し、有限要素法の原理(剛性、要素の性質等)を学び、解析ソフトを用いて材料力学的例題(弾性領域)を通して、解析技術を習得します。

【 CAE:Computer Aided Engineeringの略、コンピュータ支援による設計 】


ANSYSは解析の流れを学ぶために使うもので、当コースはその操作を主体とした内容ではありません。

対象者 機械設計・製品設計に従事し、職場内で指導的・中核的役割を担う方、またはその候補者
定員 8名
受講料 14,500円
使用機器等 ANSYS/ED
持参品 筆記用具
備考(講師) ポリテクセンター埼玉 機械系講師
実施場所 ポリテクセンター埼玉

コース内容

教科項目 内容

1.設計と構造解析
理論

(1)設計とCAE
(2)CAEのメリット・デメリット
(3)有限要素法とは
(4)強度設計の基本的立場
(5)専門的能力の確認

2.有限要素法メッシ
ュと精度

(1)有限要素の特徴
(2)低次要素と高次要素
(3)精度
3.モデル化実習 (1)形状の簡略化と精度
(2)境界条件
4.物理現象 (1)構造解析の分類
(2)固有値解析
(3)座屈解析
(4)静解析と動解析
(5)線形と非線形
5.解析の流れ (1)解析について
(2)計算処理について
6.実践課題 (1)穴開き平板モデル
(2)片持ち梁モデル
(3)圧入モデル
(4)固有振動数とモード(3次元物体モデル)
(5)解析評価
(6)L字ブラケットモデル
7.まとめ (1)講評および確認・評価
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レベルアップコース