E003:電子回路から発生するノイズ対策

コース概要

コース名 電子回路から発生するノイズ対策
コース番号 E003A
訓練日程 E003A:平成28年9月28日(水)~30日(金)
実施時間帯 9時15分~16時00分 (昼休み:11時45分~12時30分)
日数(時間) 3日間(18時間)
概要 電子機器の回路設計業務における回路から発生するノイズ低減対策の効率化・最適化をめざして、ディジタル回路からの効果的なノイズ対策技術を習得します。
対象者 電子機器等の製造業務に従事する技能・技術者であって、指導的・中核的な役割を担う方、またはその候補となる方
定員 10名
受講料 19,500円
使用機器等 安定化電源、オシロスコープ、スペクトラムアナライザ 等
持参品 筆記用具
備考(講師) 部外講師 〔 鈴木 茂夫:(有)イーエスティー代表取締役(技術士・IRCA(品質・環境・労働安全衛生)Principal Auditor )
実施場所 ポリテクセンター埼玉

コース内容

教科項目 内容
1.EMCの知識 (1)EMCに関する計測量
(2)電磁波の性質と特性インピーダンス
(3)ノーマルモードノイズとコモンモードノイズの関係
イ.ノーマルモードノイズの発生とその大きさ
ロ.コモンモードノイズの発生とその大きさ

2.ディジタル回路
から発生する
ノイズと対策

(1)クロックパルスの周波数スペクトラム
イ.矩形波のスペクトラムの計算値と実測値
ロ.スペクトラムレベルの改善
(2)電源ライン(パターン)への対策
(3)GNDに対数する対策
(4)パスコンの効果
3.測定実習 (1)ダンピング抵抗による効果
(2)パスコンの最適値の決定法
(3)コモンモードノイズの測定

4.プリント基板の
ノイズと対策

(1)パターンの特性インピーダンス
(2)基板に接続するケーブル
(3)ノイズ対策部品
(4)シールドの効果
5.総合実習 (1)実習課題の仕様について
(2)プリント基板及びケーブルの実測
(3)ノイズ部品及びパターン改善による設計見直し
(4)運用管理
6.まとめ (1)実習の全体的な講評及び確認・評価
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