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求職者の方へ

IoTシステム開発科(訓練期間7ヶ月)のご案内

そもそもIoTとは?

モノ(家電品など)をインターネットにつなぐ技術です。
IoTシステム開発科ではインターネットで操作できるものづくりのスキルを得られます! 目指せ!組込みエンジニア!!

  • 第4次産業革命に伴い、自動車や家電などの組込み機器もネットワークを介して情報の発信や共有をするIoT社会になりつつあります。そのため、製造業や情報通信業をはじめ、ものづくり産業全体で第4次産業革命に対応できる"組込みエンジニア"の技術が求められています。
  • IoTシステム開発科では、組込みエンジニアに必要なハードウェア、ソフトウェア、通信技術の基礎を習得し、エンジニアとしての就職を目指します。

こんな方にオススメのコースです!

  • コンピュータを使う仕事に興味のある方
  • モノを動かすプログラマになりたい方
  • 家電やコンピュータに興味がある方

訓練での製作課題紹介動画(45秒 10MByte)


 WEBカメラを搭載した遠隔操作ロボットの製作をグループ課題として行ないます。製作を通じて、機器同士の通信技術、モータ制御技術を習得し、製品設計力を身につけます。

このコースについてもっと知りたい方はコチラ

  • 初心者でも再就職できるの?
  • どんなことを習得できるか詳しく知りたい!
  • 再就職後の働き方について知りたい!

(kansai-poly02@jeed.go.jp)までご連絡ください。
担当の講師よりお答えいたします。
個別の見学説明にも対応できます。

訓練の大まかな流れ

訓練の概要

最新の家電・産業用機器やIoTシステムの開発に必要なハードウェア・ソフトウェアの開発技術を習得し、製造業やメーカーの様々な部門で活躍できることを目指します。前半3か月の訓練は、PythonによるRaspberry Piの制御から、C言語によるマイコンプログラム開発を行いソフトウェアに関する技術を習得します。後半3か月の訓練は電子回路の基礎からデジタル電子回路といったハードウェアに関する技術を習得し、グループワークとして総合製作課題を行います。

本訓練に入る前に

1.導入講習

就職活動や訓練受講に必要なビジネスマナーやパソコン操作及びコミュニケーション能力等の基礎的能力を習得します。将来の働き方のキャリアビジョン(自分のありたい姿・理想)や訓練志望動機を再確認しましょう。

本訓練の前半3ヵ月「ソフトウェア分野」

 
 前半3ヵ月では製品を動かすために必要なプログラミング技術を学びます。 

2.Pythonプログラミング

小型コンピュータのRaspberryPiをPython言語によるプログラミングで制御する技術を習得します。またネットワークの基礎やWEBサイトを構成するHTML等についても習得します。

Pythonプログラミング

3.C言語プログラミング

組込みエンジニアとして必須となるC言語によるプログラミング技術を習得します。基本的な演算子・制御文から応用的な技術まで順番に身に着けていきます。

C言語

4.組込みマイコン開発

C言語プログラミングでLED制御や文字表示、スイッチやセンサー入力、有線・無線通信を行うプログラムを実習で作成します。IoT関連技術のベースとなるカリキュラムです。

マイコン制御実習

本訓練の後半3ヵ月「ハードウェア分野」

 
 後半3ヵ月ではハードウェア(電子回路)の製作に関する技術を学びます。

5.アナログ回路

電子回路の基礎や各種計測器の使い方を身に付けたあと、トランジスタ回路、電源回路や回路シミュレーターを用いた回路解析技術を習得します。実習では、3分間タイマーを製作します。

アナログ回路

6.デジタル回路

デジタルとは電気があるかないかを1と0で表現することです。"FPGA"と呼ばれるチップの中にプログラミングを行う手法を学びます。応用課題としては、デジタル時計を作ります。

デジタル回路

7.マイコンロボット制作

WEBカメラを搭載した遠隔操作ロボットの製作をグループ課題として行ないます。製作を通じて、機器同士の通信技術、モータ制御技術を習得し、製品設計力を身につけます。

マイコンロボット

受講要件

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 基本的なパソコンスキル(Windows の基本操作)を持っていること。
  • その他は特にございません。初心者、未経験者大歓迎です。

各訓練科共通要件

  • 【1】現在、積極的に就職活動をしている方
  • 【2】訓練期間中も、積極的に就職活動を持続できる方
  • 【3】希望訓練コース内容を充分理解し、自分の職歴等も加味して具体的に再就職をイメージしている方
  • 【4】全日程を受講することができる方
  • 【5】公共職業安定所長の受講指示、受講推薦、支援指示を受けることのできる方

※訓練を受講するためには上記【1】~【5】の要件に加え、「受講者選考」を受け合格する必要があります。
(「受講者選考」については「応募から訓練開始までの手続の流れをご覧ください。)

※以下の1~3に該当する方は受講できません。

  1. 訓練開始日及び訓練期間中に在職中の方
  2. 他の公共職業訓練又は求職者支援訓練を受講修了後、1年以内の方
  3. 過去1年以内に受講された公共職業訓練又は求職者支援訓練を正当な理由なく中途で辞められた方

受講料

無料です。ただし、教科書代等(約6,000円)については、実費負担となります。
また、作業服等(上着)が別途必要となりますので、各自でご準備ください(詳細は「費用について」をご参照ください)。

受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種

IoTシステム開発科で訓練を受講し、以下のような関連する職種に就職された方がいます。

(前職)    (修了後の職種)
検査業務  → 電子回路製作
サービス業 → プログラマ
営業    → サービスエンジニア
電気工事  → 電子回路設計

訓練に関する職種と仕事内容

職種との相性(こんな方に向いている。)

  • 家電やコンピュータ等の仕組みに興味のある方
  • 回路図が読めるプログラマーになりたいという方
  • 協調性やコミュニケーション能力を高めたい方

訓練により就職可能な主な仕事

  • 組込みプログラマー
  • システムエンジニア
  • プログラムのデバッグ作業
  • 技術営業、サービスエンジニア
  • 電気・電子機器の製作、評価、修理

求人票に記載されている職種名

  • 電子回路製作
  • 組込みプログラマー
  • システムエンジニア
  • 技術営業、サービスエンジニア

就職率

88.2%(同様のコースの令和3年度実績)

賃金情報

職業

年齢

きまって支給する現金給与額

通信機器組立工

39.9才

343.3千円

システム・エンジニア
(システムコンサルタント・設計者)

34.7才

359.1千円

プログラマー
(ソフトウェア作成者)

34.0才

316.9千円

出展 厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査 全国 (※企業規模100~999人)」

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

「電子回路の製作」、「組込み型マイコンによるソフトウェア開発」に関する知識、技能を習得することにより、製造業における電子機器の製作、ソフトウェア開発、制御盤設計の業務に従事することができます。
 

任意に取得できる資格

訓練で習得した技術を活かして、任意に受検して取得できる資格の一例です。
※ただし、合格を保証するものではありません。また、資格の詳細については各実施機関へお問い合わせ下さい。

基本情報技術者試験

C言語プログラミング能力認定試験

就職後のスキルアップ

就職後は、就職先の実務経験を活かしながら、当センターで実施している短期間の在職者向けの職業訓練(能力開発セミナー(有料))を受講することにより、さらなるスキルの向上を目指すことができます。

当センターでは、各種 在職者向け職業訓練 を用意しておりますので、お気軽に 事業課 までご相談ください。
 

お問い合わせ先

指導課 受講者係

E-Mail

kansai-poly02@jeed.go.jp

TEL

06-6383-9711

FAX

06-6383-0961

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