校長挨拶

君の瞳に未来の技術を輝かせよう

近畿能開大は、厚生労働省が設立し所管する「工科系大学校」です。高度なテクニシャン・エンジニアを育成することを目的として設立されています。本校では、非常に充実した設備により製品開発のプロセスを実践的に体験できます。また1クラス20~30名の少人数制で個性を引き出すとともに、卓越した専門の先生がきめ細かい指導とサポートを行うことにより、社会で活躍する力を持つ「人」を育てています。近畿能開大の修了生は、将来の仕事に直結する高い知識・技能と実践での応用力を兼ね備えており、企業から高い評価を受けています。就職率が100%でかつ就業定着率が高く、技術力を持つ成長企業でしっかりと羽ばたいています。

校長 北條正樹
京都大学名誉教授 工学博士

工学の理想的な教育訓練システム

私たちの社会は航空機、自動車、ロボットから家電製品、医療機械、高層建築まで、高度な工業製品とそれを支える情報技術の融合により成立っています。工学分野では、座学だけではなく、実際にものを触り体験しながら実践的に学ぶことにより、はじめて知識と技、発想力を得ることができます。そのため、本校では、2年次以降は各学年でプロジェクト型の製品開発課題を重点に据えています。具体的なものづくりの感動体験が人を育てます。是非近畿能開大の扉をたたき、技術の楽しさを学んでいただきたいと思います。

校長プロフィール

昭和56年3月
京都大学大学院工学研究科物理工学(機械系)専攻修士課程修了
昭和56年4月
通産省工業技術院製品科学研究所(現 産総研)
平成2年5月
工学博士(京都大学)
平成4年11月
京都大学工学研究科附属メゾ材料研究センター助教授
平成13年12月
京都大学工学研究科機械工学専攻教授(平成17年機械理工学専攻に改組)
令和4年4月
京都大学名誉教授
令和4年4月
近畿職業能力開発大学校校長

この間、日本複合材料学会会長、日本材料学会副会長、国際複合材料学会理事、ISO/TC61/SC13 (複合材料と強化繊維)国際議長等を務める。

大阪職業訓練短期大学校・近畿職業能力開発大学校の歴代校長

歴代校長の氏名、在任期間、当時の校名を記載している表
  氏名 在任期間 校名
初代 吉信 宏夫 平成2年4月1日~平成7年3月31日 大阪職業訓練短期大学校
大阪職業能力開発短期大学校(平成5年度~)
第2代 川邉 秀明 平成7年4月1日~平成12年3月31日 近畿職業能力開発大学校(平成11年度~)
第3代 岡崎 守男 平成12年4月1日~平成14年3月31日
第4代 宮崎 慶次 平成14年4月1日~平成17年3月31日
第5代 今西 信嗣 平成17年4月1日~平成20年3月31日
第6代 家村 浩和 平成20年4月1日~平成25年3月31日
第7代 牧野 俊郎 平成25年4月1日~平成30年3月31日
第8代 髙橋 大弐 平成30年4月1日~令和4年3月31日
第9代 北條 正樹 令和4年4月1日~