応用課程 生産電気システム技術科
生産電気システム技術科では「自然エネルギー利用技術」、「電動力応用技術」、「工場自動化技術」に関するテクニカルスキルの向上に加え、ものづくりに必要な「企画開発力」、「生産管理能力」及び「プロジェクト推進能力」などのヒューマンスキルの向上を目標にしています。
仕上がり像として、省エネルギー化や環境を考慮したシステムや製品の企画・開発から生産工程の改良・改善・運用・管理等に対応できる高度なテクニシャンエンジニアの育成を目指します。
生産電気システム技術科の4本柱
標準課題実習 作品紹介
パワーコンディショナの製作
標準課題では、パワーコンディショナと電動車両の2つの装置の設計製作に取り組んでいます。パワーコンディショナとは、太陽光発電で得られた直流の電気を交流に変換し、家庭で利用できるようにする装置で、余った電力は電力会社に売電できる機能も持っています。5名を1グループとしたワーキンググループで、役割分担を行い、日程表も作成し、計画的に開発を進めていきます。技術の習得に加え、応用力、管理能力、コミュニケーション能力の向上を目指しています。
主な就職先
県内企業
●沖縄電力株式会社
●沖縄テレビ放送株式会社
●株式会社りゅうせき建設
●一般社団法人 沖縄電気保安協会
●沖縄セルラー電話株式会社
●ダイキンHVAソリューション沖縄
●沖縄ゼロックス株式会社
●株式会社沖電工
●沖縄プラント工業株式会社
●株式会社沖縄エネテック
●沖縄新エネ開発株式会社
●興南施設管理株式会社
●株式会社沖電システム 他
県外企業
●株式会社きんでん
●株式会社協和エクシオ
●富士古河E&C株式会社
●フジテック株式会社
●独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 他
先生からひと言
比嘉 孝満 先生
生産電気システム技術科のカリキュラムは、専門課程で習得した電気関連の知識・技術をより深めた内容となっています。太陽光発電や電気自動車をテーマとした“ものづくり“の実習を通して、自然エネルギーの利用技術や制御技術などを学びます。また、学生同士でグループを組み、製品の企画から設計・製作までを行うので、技術の習得以外にも、コミュニケーション能力やマネジメント能力が身につきます。
“ものづくり“を学びながら、社会に貢献できる技術者を目指しましょう。