オープニング
中国職業能力開発大学校 通称「中国能開大」。ここには、ものづくりへの情熱がいっぱいにあふれています。
ものづくりの能力の扉を開く大きな一歩。それが中国能開大です。
一緒に勉強しよう!
学校紹介
歴史と文化の街、倉敷市。その西部には日本有数の工業基地、水島臨海工業地帯があります。
この工業地帯からほど近い新倉敷駅から北へ、およそ2キロメートル。
中国能開大のキャンパスがあります。
能開大で学ぼうと思ったきっかけは?
(生産電子システム技術科 藤村浩子)中学校・高校で物理が好きだったんですけど、その中でも特に電気分野が好きで、ここは実践的なことも学べるので。
能開大で学ぶ魅力は?
(生産機械システム技術科 片岡靖貴)機械もやっぱり新しい機械、最新の機械があるので、高校とかではできなかったような加工も、ここだったらできます。
材料とかもいっぱいありますので、明け暮れるんだったら最高の場所だとは思います。
どんな先生がいるの?
(制御技術科 藤本裕介)友達みたいな先生もおれば、自分のおやじみたいな先生もおるし、なんかすげぇ親近感わいたりとか、しかもすげぇ親身になって教えてくれたり。
ものづくりって楽しい?
(生産技術科 川口拓巳)好きなものだから、あきないんです。
どんどんどんどん「あ、こういう加工があるんだ。」というのを知ったら、知りたくて(笑)
さまざまなものに囲まれて人々が暮らす現代社会。
それらの多様な製品を産み出す現場を支え、さらには未知なる領域へ挑戦するために、優れた技術と情熱が求められています。
中国能開大の充実した環境の中で学ぶのは、ものづくりの現場に直結する確かな技術。
ものづくりのプロへの道がここにあります。
カリキュラム紹介
中国能開大のカリキュラムには、ものづくりの基礎から学び高度な知識・技能を身に付ける専門課程があります。専門課程の中には、7月入校コースとして、より実践的な実習を重視して学ぶデュアルシステムコースも開設。
さらにその先に、専門課程などで学んだことをステップアップして、発展的な課題に取り組む応用課程があります。
目的に合わせて選べる教育訓練システムで、ものづくりのプロへ、そしてリーダーへの道が開かれています。
カリキュラムの魅力はどんなところ?
(生産機械システム技術科 寺岡由博)実際の企業での実務に近い内容の実習が多いので、実際に働いたときに今習っていることがどういうふうに生かされるかというのが想像しやすい、というのが一番いいなと思いました。
(情報技術科 迫 宏明)
ここは、専門課程・応用課程とあるんですけど、応用課程に上がれば企業さん相手に課題研究とかするそうなので、そういった面でもやっぱりここは充実して、それでそういったことも学べますし。
専門課程
それでは、まず、専門課程をくわしく見ていきましょう。ものを作る技術のプロを目指す、生産技術科。
車・電化製品・コンピューターなど、私たちの身の回りには、さまざまな機械があります。
このコースでは、そんな製品が産み出される現場を支える生産技術を身に付けます。
基礎を大切にしながら、たくさんの実験・実習に取り組み、最新の技術と技能を習得します。
ものづくりの要となる技術のプロを目指す、電気エネルギー制御科。
CO2削減やエネルギーの効率的な利用が強く求められている現代社会。
このコースで学ぶのは、自然エネルギーの活用技術や、電気自動車などに用いるモーターの効率的な利用技術、工場の自動化技術など、今まさに時代が求める内容です。
実践力のある電気技術者を目指します。
「もの」を結びコントロールする技術のプロを目指す、電子情報技術科。
携帯電話やデジタルカメラ、情報家電などの身の回りにある多種多様なものにコンピューターが組み込まれています。
このコースでは、そのコンピューターにさまざまな機能を持たせ、動作をコントロールする組み込み技術を学びます。
今後、大きな可能性を秘めたユビキタス社会を担う技術者を目指します。
デュアルシステム
この他に、7月入校の専門課程として、機械制御技術科があります。このコースの大きな特徴は、中国能開大内と企業内のふたつの場で実践的に学べる、デュアルシステムのカリキュラムです。
中国能開大の中で基礎的な技術を習得し、また、企業内では産業界の現場に密着し即戦力となる実践的な技能・技術を習得します。
応用課程
続いて、応用課程を紹介しましょう。機械システム技術のリーダーを目指す、生産機械システム技術科。
このコースでは、機械技術を中心に、電子技術、情報技術を融合し、全方向移動型ロボットの制作などの課題にもチャレンジ。
ユニークな企画開発力、精巧な加工技術、そしてリーダー性を有するエンジニアを養成します。
電子システム技術のリーダーを目指す、生産電子システム技術科。
電子系学科で学んだことを生かし、最先端の機器やソフトウェアを使いこなしながら、機械分野と情報分野の融合を的確にとらえることを目指します。
電子技術、コンピューター応用技術、制御技術を中心とした、複合的な技術を身に付けます。
情報システム技術のリーダーを目指す、生産情報システム技術科。
次々に新しい技術が産み出される、情報通信の分野で活躍する技術者の育成を目指します。
IT分野の中枢であるデータベースシステム、ネットワークシステム、計測制御システムの技術を高め、コミュニケーション力も含めた総合的なシステム構築の能力を養います。
就職・卒業生の声
ものづくりの夢は、未来へ中国能開大は、企業に最も近い学校として高い就職率を誇っています。
その理由は、産業界にとって不可欠な高度な知識や技術、そして現場力をしっかりと養成しているから。
学生と就職委員会が一体となって、適切な進路を見出す充実のサポートで、卒業後はさまざまな分野でものづくりのプロ、リーダーへの道が開かれています。
(今、能開大を振り返って 卒業生の声)
(三井造船株式会社 玉野事業所勤務 椎野恵介さん 平成18年度制御技術科卒業)
会社に入って気づいたんですけど、やっぱり仕事に直結した内容を勉強させてもらってたな、というのがあとで思いましたね。
やっぱり、180メーターの大きい船に自分の担当している機器が搭載されて、それが世界中まわる、航海するとなったら、やっぱり感動しますね。
(株式会社システムエンタープライズ勤務 石井祐圭さん 平成20年度生産情報システム技術科卒業)
社会に出てすぐ使える技術を、今学べる学校だと思います。
コンピューター・ソフトウェアの設計から、製造テストまでの過程をひととおり経験していますので、会社に入ってからも、どういう順序でやって、仕事をしていくかというイメージが掴みやすかったので、そういう点でも非常に役立ってるとおもいます。
キャンパスライフ
中国能開大は、イベントやサークル活動も充実。仲間たちとの楽しいキャンパスライフが待っています。
(電子技術科 片山秀樹)
やっぱり、今の友達と会えたのがやっぱり一番よかったですね。
(電子情報技術科 前田尚香)
行事ごともみんな協力してやってるので、楽しいと思います。
毎年2月に開催されるポリテックビジョンでは、日頃の成果を学生自らが発表し、ものづくりの楽しさをアピールする絶好の舞台になっています。
広大なキャンパスには、学生寮、図書館、食堂など学生生活に欠かせない施設も充実。
興味を持ったら是非オープンキャンパスに参加して、中国能開大の学生生活を体感して下さい。
エンディング
ものづくりの夢は無限大に広がっています。確かな技術を身に付けて、ものづくりのプロへ、そしてリーダーへ。
ここ、中国能開大で、ものづくりの無限の可能性に向かって踏み出そう!
能力の扉を開く大きな一歩、中国能開大