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ものづくりアシスタント科(訓練期間6ヶ月)のご案内

めざせ「ものづくり女子」!

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

 製造業の現場では、事務系職員にも製造に関する知識が求められます。当科では最初に、パソコンを使用したビジネス文書作成や表計算データ処理、プレゼンテーション技法を中心とする、各種パソコンソフトの操作スキル向上に取り組みます。
 
 次に、製造業で使われる機械図面の基本知識及び関連規格を理解し、CADに関する知識と技能を学習します。そして、製造現場で使われる機械要素と機工具を理解し機械図面の作成技術を習得します。さらに、企業会計実務で必要な記帳から決算までの一連の経理実務や、原価計算・給与計算・年末調整といった社会保険制度についても学習します。

訓練全体(6ヶ月間)の仕上がり像(訓練目標)

  • 機械図面の基本を理解し、製造業における企画業務、管理業務のサポートができる
  • 2次元CADの操作ができ、各種造形手法の基礎知識を有し、商品企画やプレゼンテーションができる
訓練課題例
訓練課題例

総訓練時間

  • 658時間

訓練到達目標

1.製造業の財務会計

製造業の企業会計実務に必要な記帳における簿記の知識と実務に関する技能の習得を目指します。

製造業の財務会計

2.パソコン基本作業

ワープロ・表計算・プレゼンテーション等の各種パソコンソフトの操作スキルの習得を目指すと同時に、コミュニケーションに必要なスキルの向上を目指します。

パソコン基本作業

3.機械製図作業

製造業では、図面による意思の疎通が一つのコミュニケーションとして存在します。

そこで、機械図面を読図するのに必要な知識・技能の習得を目指します。

機械製図作業

4.2次元CAD基本作業

製造業では、2次元CADを使って図面作成を行い、その際、図面の作成補助作業や修正作業が発生します。

ここでは、そのために必要な2次元CADの操作スキルの習得を目指します。

商品デザイン及び試作作業

5.3次元CAD及び試作作業

製造業で行われている、各種の造形技術に関する知識の習得を目指します。商品や品物がどのように生み出されているかを学んで頂きます。

3次元CAD及び試作作業

6.製造業のための原価計算

製造業における原価管理の目的・分類を理解し、原価計算の方法、原価低減の方策等、工場管理に必要な知識・技能手法について習得します。

製造業のための原価計算

受講要件

女性対象の訓練科となっております。

過去の機械関連の経験

  • 特に不要

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 機械の専門的知識や技能は必要ありません。6ヶ月で経理・機械製図・プレゼンテーション技術と幅広く習得していただきます。
  • 訓練内容にパソコンを使った訓練があります。
  • パソコンの基本的操作説明の訓練は行いませんので、自信のない方はご自身で練習しておくと訓練をスムーズに受講することができます。
    (パソコンの基本的操作とは・・・パソコンの起動と終了、ファイルを開く、保存、コピー、フォルダの作成、ファイルの整理、カット&ペーストなど)

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

※受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。

受講料

無料です。ただし、教科書代(約12,000円)については、実費負担となります。

受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

製造業や設計業の経験が全く無かった方でも、下記のような事務や設計に関連する職種に就職されています。

関連就職を果たした方の多くは、前向きな受講態度と資格取得などのチャレンジを行い、新しい仕事に対する準備を行っていた方です。
(雇用情勢等により必ずしも関連就職できるとは限りませんので、ご了承願います。)

(前職)     (修了後の職種)
・販売業    →  一般事務
・食品製造業  →  経理事務
・一般事務   →  船舶設計

訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

経理事務、CADオペレータ(設計補助)

経理事務の仕事

■経理事務をする上では簿記的な能力は必須となります。

■仕事内容としては、伝票起票、年次決済、仕訳、入出金管理、給与計算、小口現金管理、備品管理、年末調整などです。

■ほとんどの企業が会計ソフトを導入しており、基本的なパソコンのスキルに加え、各種帳票の作成ができる必要があります。

CADオペレータ(設計補助)の仕事

■顧客の計画や仕様を満足するように、設計者の指示のもと、図面の作成や修正を行うのがCADオペレータの仕事です。

■CADで作られた図面は、製造の現場だけでなく、見積もり、調達、解析、保全など幅広い分野で利用されます。

■CADオペレータには、パソコン操作やCADの操作技能が必要となりますが、設計の補助者としての仕事になれば、さらに、設計者との図面を使った意思疎通が行えるようになる必要があります。

■図面を使った意思疎通には、専門用語の知識や、図面に表れる設計者の意図を読み解くスキル、機械加工などの図面の周辺に広がっている技術の知識の習得が大切です。

職種との相性(こんな方に向いている。)

人と接することが好きで組織の縁の下としてミスの少ない慎重な仕事が得意な方。
パソコンを使った業務が得意な方。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 経理事務に関わる業務
  • 一般事務に関わる業務
  • 2次元CADによる図面修正・作成業務
  • 営業職による企画業務

求人票に記載されている職種名

CADオペレータ、設計補助、技術管理事務、機械設計製図、CADサポート業務
一般事務、経理事務、企画・営業職

就職後の仕事例(求人票より)

  • 経理事務
  • 営業職
  • CADシステムを利用した製図作業

就職率

96.4%(令和3年度)
85.2%(令和2年度)

賃金情報

修了生の採用時の賃金(給与支給額)実績

平均15万円から16万円

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

ものづくりアシスタント科で習得できるスキルは3種類に分けられます。

①事務員として働く場合に役立つ、「事務文書の作成」「人前での話し方」「会計ソフトの操作」といった訓練を2か月間
②機械製造従事者として働く場合に役立つ、「機械図面の読図」「2次元および3次元CAD作業」といった訓練を3か月間
③工場管理者として働く場合に役立つ、「製品管理」「原価管理と原価低減方法」といった訓練を修了まで

受講していただきます。
会社はサポート役がいてこそ円満な業務運営ができます。製造職と営業職の双方を理解できる人がいることで仕事は成立します。楽しい職場、やりがいのある仕事は自分たちで作り出す。この意気込みで修了生は頑張っています。

訓練修了時に取得できる資格

特にありません。

任意に取得できる資格

簿記検定

簿記は、現金の収支や決済、物品の購入、商品の仕入れや販売などの債権や債務の発生等を記録するものです。

レベルは、4段階に分かれており、最低でも3級、できれば2級以上の資格を取得していると就職に有利と言われています。

CAD利用技術者試験

汎用系のCADシステムを利用し、主として2次元図面のトレース業務に従事し、半年以上の就学・就業経験を有する者を想定して行います。

CADシステムによる製図業務に特化した、操作能力と知識を必要とし、社員としてはもちろん、派遣業務や在宅業務を目指す方が合格者像です。

コンピュータサービス技能評価試験表計算3級

表計算ソフトを用いて、コンピュータの操作方法を学習した方々やコンピュータを活用した各種のサービスを行う方々を対象に、その操作能力を評価する試験です。

※ 資格試験は任意に取り組むものであり、合格を保証するものではありません。
※ 資格試験の各条件等は抜粋です。詳細は必ずHP等で確認してください。

就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施しています短期間の在職者向け訓練(能力開発セミナー(有料))を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦するなど、さらにスキルを向上させることが重要です。

当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っております。お気軽にご相談ください。

お問い合わせ先

ポリテクセンター大分 【訓練課 受講者係】

TEL

097-529-8615

FAX

097-522-0170

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