1.0~t1.5程度のステンレス鋼板について、パルス機能を活用した溶接方法を身につけます。学科講習では、主にパルス条件設定の考え方や活用方法について紹介します。実技講習では、各種板厚・継手に応じたパルス条件設定手法を学び、実際に溶接施工していただきます。溶け落ちや、極端な歪みによる不具合を技能面だけでなく、溶接条件からもアプローチする方法を習得します。
1.コース概要及び留意事項
2.TIG溶接の付加価値技術
(1)TIG溶接法と機器
(2)パルスTIG溶接法
3.パルスTIG溶接施工実習
(1)各種継手の溶接
(2)パルス溶接の優位性検証(パルス有り、無しの比較)
4.品質問題把握と解決手法
(1)溶接品質に及ぼす諸因子の影響 (2)溶接欠陥の原因と対策
(3)製品の評価方法
(4)溶接作業者に対する技術的指導・育成方法
5.育成発表
6.まとめ