本文です
トップへ戻る
グローバルメニューへ

在職者の方へ

コース番号 9M071 幾何公差の解釈と活用演習 受付中

訓練日程
7/10(木)、11(金)
実施時間帯
9:00~16:00
総訓練時間
12時間
受講料
10500円
定員
12名
対象者
機械設計・機械製図に関する基礎知識を有する方、もしくは設計業務に従事する方
訓練内容

設計技術者がもっともよく利用する「JIS B 0001機械製図」が2019年に改定されました。そこでまず、新しい規格の意図と機械製図の基本事項について学びます。ところが実際の加工では”与えられた寸法公差の中央値で加工する”ことが当たり前とされ、この方法では一定の割合で不良品が発生します。その原因は従来の図面が「寸法公差方式」で描かれているからです。そこで、これを「幾何公差方式」で描くと歩留まりが極端に改善し、組立て誤差が予測でき、さらに測定も容易になります。このように図面のもつあいまいさを排除した「幾何公差方式」は、機械技術者にとって必須の知識です。本講習を受講することで、従来の寸法公差方式で描かれた図面があいまいであり、「幾何公差方式」がいかに優れた規格であるかを理解できます。なお、別講習の「最大実体公差方式の解釈と活用演習」と併せて受講することで、幾何公差の意図を理解できるため、おすすめです。

1.コース概要及び留意事項
2.バラツキとは 
(1)機械加工におけるバラツキ     (2)測定の不確かさ
3.データム 
(1)データムの考え方と図面指示の原則 
(2)データムに対する幾何公差の指示
4.幾何特性と幾何公差 
(1)設計意図と幾何公差        (2)幾何公差表示の原則        (3)公差領域の理解 
(4)サイズ公差と幾何公差の関係
5.幾何公差の解釈と活用方法 
(1)形状公差(真直度・真円度・平面度・輪郭度・円筒度) 
(2)姿勢公差(平行度・直角度・傾斜度) 
(3)姿勢公差としての線の輪郭度と面の輪郭度    
(4)位置公差(同軸度・対称度、位置度) 
(5)位置公差としての線の輪郭度と面の輪郭度    
(6)振れ公差(円周振れ・全振れ)
6.機械加工と幾何公差 
(1)幾何公差域の理解と加工誤差          (2)加工方法による幾何偏差への影響7.主要な幾何公差の検証実習 
(1)定盤基準による真直度・平面度・直角度の測定技術 
(2)真円度の測定技術 
(3)同軸度の測定技術 
(4)直角度・位置度・円筒度の解釈と3次元測定機による測定法の問題点 
(5)平行度の測定技術
8.まとめ

使用機器・教材
持参品・服装
筆記用具
実施場所
機械実習場 パンチ室
備考
申込締切日:6月26日(木)
ページの先頭へ
グローバルメニューへ戻る
本文へ戻る