現場の問題対応能力向上をめざして、問題発生前の予兆管理と問題発生時の即時対処能力ならびに本質的解決力向上に効果的なインシデントプロセス手法の実践を通して、現場の問題を解決する能力を習得します。
1.コース概要
(1)訓練の目的
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
2.問題の予兆と対処
(1)参加者所属先の生産管理・品質管理に対する課題のブリーフィング
(2)予兆とは何か
(3)定量的予兆と定性的予兆
(4)予兆の発見方法
(5)対処(暫定対策)と本質的対応(恒久対策)
(6)演習 予兆発見演習
3.インシデントプロセス
(1)インシデントプロセスの全体像
(2)過去の現場のインシデント(トラブル)を把握する
(3)インシデントの整理方法
a.背景
b.事象
(4)原因の掘り下げ
(5)インシデントプロセス法による実践的課題実習
イ.組立請負業 受注トラブルの事例
・原因の情報収集
・問題可決案の策定
・アイディアの共有
4.対策立案
(1)対策のレベル
(2)対策の評価
(3)実行計画の策定
(4)演習 対策案の評価
(3−(5)を活用して定量評価を実施)
5.総合演習 原因追究と対策案の立案
(1)項目3で整理したインシデントの原因掘り下げ
(2)原因に対する対策の検討
(3)対策案の評価
(4)発表
(5)講師講評
6.まとめ
(1)訓練コース内容のまとめ
(2)質疑応答
(3)講評・評価