生産技術科
PLCを使ったシーケンス制御の授業が好きです。負荷装置をどのように動かすかを頭の中でイメージして、ラダープログラムに起こすのが一番好きな作業です。何回も試行錯誤を繰り返し、自分で作成したプログラムがイメージ通りに動いた時の喜びはひとしおです。
自己分析を行い、自分は何ができて何をすることが好きなのかを知ることが大事だと思います。
また、業界研究を行うことで自分に向いている企業の候補を見つけ、その候補の企業研究を行うことで、自分の能力がその企業にとってどのように活かされるかを考えながら就職活動を進めました。
面接のとき、苦手や不得意、短所など自分のマイナスな面をどのように表現するかを悩みました。そのことに自分はどう前向きに向き合っているか、短所を克服することで自分の成長の糧としていることなど、質問を受けたときの対策をしっかり行うことで対応できたと思います。
私が企業を選んだ一番のポイントは教育制度が充実している所です。また、私が評価されたと思う点は、笑顔で元気よく相手によく聞こえるハキハキとした声で返事をしたことだと思います。
また、汎用旋盤の技能検定受験に向けて練習していることも評価されたというお声も後日いただきました。
先生や大学校の職員の方、友人と積極的にコミュニケーションをとることが大切だと思います。就職活動に関しては早めの行動と企業研究をしっかりすることが大切です。
また、勉強とアルバイトの両立は体力的にも精神的にも非常に厳しいので、自分の体調と大学での勉強を優先させることが大事だと感じました。
電気エネルギー制御科
好きな授業はシーケンス制御です。普段の生活ではあまり触れる機会がないロボットや機器を制御することができ、迫力があるので好きです。得意分野というのも大きいですが、思い描いた通りに制御できたときには、とてもやりがいを感じます。
私のやりたいことや長所や短所などをノートにまとめつつ、先生や家族、友人と相談しながら就職活動を行い、自分以外の人の意見を聞くことの重要性を感じました。
自分に合っている企業を先生に紹介して頂いたおかげでスムーズに進めることができました。
自分をアピールすることがとても大変でした。面接練習のときは、しどろもどろになり、うまく話すことができませんでした。しかしながら、先生の指導の下で練習を積み重ねることで克服することができました。場数をふむこともとても大切だと感じました。
自分のやりたいことを見つめなおした結果、卒業後もメカトロニクス職種の選手として活躍したいという思いと、自動車の生産ラインの開発や改善を行う仕事に就きたいという思いが強かったので、それを実現できる企業を選びました。面接で元気よく、自分の思ったことを素直に伝えられたことを評価していただきました。
企業に就職して即戦力になれることが重要だと考えているので、学校生活では実験や実習、座学の内容をしっかり理解し、知識を深め、活用できるようにしておくべきだと思います。就職活動については、とにかく早くから活動することが大切だと思います。
電子情報技術科
マイコンとネットワーク分野が好きです。高校時代にマイコンカーの部活に所属しており、その頃からマイコン制御に興味を持っていました。自作プログラムで機器が動いた時に達成感があります。
また、自宅で行っている趣味のサーバー構築を通して、インターネット経由で自宅から離れてもデータにアクセスできる技術に魅力を感じています。
まだ当校で実績のない会社に挑戦するため、リクナビ、マイナビに登録し、多くの求人の中から3つ程度に厳選してから活動を始めました。エントリー後は履歴書の添削および面接練習を先生と一緒に進めました。
また、リクナビ、マイナビのサイトなどを閲覧しまくって自分でも対策をしました。
履歴書や自己紹介シート等の文章で自分を表現する事に苦労しました。面接や話し言葉では表現できても、それを文章にしようとすると要点を上手くまとめることができず、何度も書き直し、添削を行いました。
また、苦手な数学の筆記試験があった時にはクラスメイトに教えてもらい、無事合格することができました。
面接時に褒められた事は、やりたい事が明確になっている事と、自己の強みと仕事の関連性がしっかり説明できているという点でした。企業選びについては、情報化社会においてすべてのモノ、情報のサービスを根元から支えているネットワークインフラを構築するエンジニアとして働きたかったからです。
就職活動はとにかく早めにエントリーシートや面接の予想質問集を作ることが大切と感じます。また、就活全般の悩みを自分だけで解決しようとせず、両親や先生、キャリア支援アドバイザーにとりあえず話してみることも重要です。自分では気付かなかった事を知ったり、気持ちを整理することができると思います。是非やってみて下さい。
建築科
建築設計実習が好きで、現在は総合設計実習で行っているコンペを製作しています。1年時に学んだ設計の知識を使い、与えられた設計テーマを締め切りぎりぎりまで作成しきった時は、とても達成感を感じました。
また、実際に設計事務所で働いていた先生に教えてもらえるのでより知識が深まります。
企業説明会に積極的に参加し、色々な企業の情報を集め、自分が興味を持った会社にエントリーをし、その会社に対する知識を深めて、自分がやりたい仕事であるかを確認しながら進めていきました。
時間管理がとても苦労しました。就職活動を行う際は、学校の授業を休まなければいけないので、テストや出席に影響するので苦労しました。また補講等もないため、休んだ授業を受けなおすことができないので、休みすぎは注意が必要です。
鹿児島県で着工、完工棟数がNO.1のハウスメーカーであること、勤務地を地元に作ってもらえることを約束してもらったことが企業を選んだポイントです。面接で緊張せず、適切な対応ができたことが評価されたとのことを教えていただきました。
施工実習やCAD実習などでスキルを身に着けることで、卒業後に現場監督になった際に役に立つも多いと思うので、真面目に授業を受けることが大切だと思います。
就職活動は、早めの行動と情報収集が重要だと感じたので、企業説明会等は積極的に参加することをお勧めします。
生産機械システム技術科
好きな分野は、機械設計です。機能や強度、加工のしやすさなどを考慮しなければいけませんが、実際に加工した部品を組み立てて製品が出来上がったときにやりがいを感じます。
開発課題では、トマト収穫ロボットの開発を行っており、12月のトマトロボット競技会に向けて日々取り組んでいます。
求人票や過去の先輩の就職活動報告書などを見ながら行きたい企業を探しましたが、なかなかイメージが湧かず、決めることができませんでした。そのため、担任の先生やキャリア支援アドバイザーに相談し、この企業を決めることができました。
早めに応募先を決めることができなかったため、受けることのできる企業も徐々に少なくなり、納得のいく企業を決めるのに苦労しました。また、この企業は今までの先輩の就職実績が無かったので、過去の面接でどのような質問があったか分からず、苦労しました。
今まで学んできた機械設計を活かすことができる部署の募集だったことと、地元で働くことができたことからこの企業を選びました。他の大学にはない開発課題の取り組みをしっかり説明することができたので、その点を評価していただけたと思います。
就職活動では、毎年生徒を送り出している科の先生や、企業とのつながりがあるキャリア支援アドバイザーへの相談が大切だと思います。
また、就職活動、開発課題、アルバイトなどが立て込む時期があると思いますが、睡眠時間はしっかりと取りましょう。
生産電気システム技術科
好きな授業は、電動車両の設計・製作実習です。決められたテーマに沿って車両の性能を考え、1からモータを巻くところから始まり最終的には各班で製作した電動車両同士でレースを行いました。自分達で製作した車両に乗って初めて発進できたときは感動しました。
最初のうちは、学校に来ている求人を中心に、いいなと思ったところをピックアップして企業のホームページを調べてみたり、その企業と同じ職種の他の企業を調べたりしてました。志望が決まった後は、志望先のスケジュールに合わせて進めていきました。
先輩方が残してくれた過去のデータをもとに、どのような適性検査が行われるのか、また、面接時にどのようなことを質問をされるのかを研究することに時間を費やしました。
また、履歴書の作成は上手く文章をまとめるのが苦手なため先生方に添削してもらいながら作成しました。
私は担当の先生から勧められたことと、もともと人に物を教えることが嫌いじゃなかったため、自分に向いてるかもと思いこの職業を選びました。
面接では、業務にあたるにおいてどのような考えをもっているか重点的に質問されたのでその点を評価していただけたと思います。
自分がやりたいことがはっきりしない時もあると思いますが、いろんな所にアンテナをはって少しでも興味が湧いたらとにかく調べてみることが大事だと思います。そして、悩んだり行きづまったりしたら先生方や友達を頼ることも重要なことだと思います。
生産電子情報システム技術科
製造現場で使用される産業用ロボットのプログラミングを行う「ロボット工学実習」の授業が好きです。標準課題では、ロボットコースでロボットの教示や基板の検査システムを作成しました。その時の経験を活かし、開発課題では海中ロボットのプログラミングによる遠隔操作システムの開発に取り組んでいます。
3年次に情報系の仕事がどういったものか知るために、企業説明会やインターシップに参加して業界研究を行いました。業界を絞ることができたら、これまで学んできたことが活かすことができ、自分を成長させることができる会社だと感じた今の会社を受けました。
オンライン面接で、自分らしさを伝えることです。オンライン自体慣れていないこともあり、最初の頃は、目線がカメラを見たり画面を見たりと定まらず、緊張が相手に伝わってしまいました。
しかし、回数を重ねることで面接官にだけ意識を向けられるようになり、しっかりと自分をアピール出来るようになりました。
私が重視したポイントは、自分を成長させられることです。御社では様々な仕事に自主的に挑戦し力をつけられることに魅力を感じました。質問に対して簡潔に答えたことと最後に北九州の地域に関する質問に対してしっかりと答えられたことが評価されたと思います。
早めに企業説明会に参加して、就活の空気感を感じることが大事だと思います。
また、説明会ではできるだけ質問することで自分の疑問を解消することができ、話すことの練習になると思います。そして、学校の実習等で、面接で話せることがたくさんあると思うので、色々なことに気に掛けることが大切だと思います。
建築施工システム技術科
私の好きな授業は、施工実習です。基本的な施工の流れを施工計画段階から施工実習を通して、学ぶことができるからです。
また、自身が作成した施工図書を基に、施工実習が進行していくため、よかった点や改善点等が目に見えて学ぶことができる点も好きな理由です。
私は、ゼネコンの施工管理職として働いていきたいと専門課程の2年生から考えていました。そのため、比較的早い段階で業界業種を決めつつ、3年生の7月末からWEB会社説明会等に参加していきました。WEBでも、会社ごとに特色を感じられるため、積極的に参加しました。
私が就職活動で苦労したところは、自己分析です。特に、自分の長所と短所について企業の方に説明し、伝えることが難しいと感じました。そこで、自己分析の箇条書きをメモに残して、いつでも確認、追加ができるようにして対策を行いました。
企業選びで重視した点は、全国で施工管理職として経験することができ、女性施工管理者の方が活躍されている点です。また、真面目で向上心があり、学校で行っている施工実習の施工管理が今後の仕事に活かすことができる点を評価していただきました。
私が、就職活動をしていく際、慌てて就職先を確定する必要はないと思いました。しかしながら、企業分析や自己分析、学校生活や実習の時の役割等を早めに、まとめていくことで、就職先の基準を自身の中で決めていくことが重要だと感じました。