4年次(応用課程)には、プロジェクトチームを作り、これまで学んできた知識、技能・技術の集大成として、構想企画、設計、試作、製作、評価までを行う開発課題と呼ぶ授業を受講します。 特に生産システム系3科では、科の枠を超えてプロジェクトチームを構成し、各科の技術要素を結集させた課題に取り組みます。

プロジェクトテーマ

海中作業用ロボット


養殖場点検をテーマに海中作業用ロボットの開発を行いました。機械科は水密容器と新筐体を、電気科はブラシレスモータドライバを、電子情報科は自律航行システムと速度推定装置を開発しました。 開発したロボットは沖縄海洋ロボコン フリースタイル部門でプレゼンし、最優秀賞を受賞しました。

建築物が、フローからストックの時代へと定着しつつある現代において、鉄筋コンクリートの既存建築物に対し、内・外装の改修と耐震補強に取り組みます。

古い建物を壊し新築する時代から、既存建築物を維持・管理し、長きに渡って使用する時代へと変革していく現代。 地震大国と言われる日本において、被災状況から構造の仕組みも変わっていきます。 建築物の改修として、内外装だけでなく、耐震診断に基づいた根拠のある耐震改修に取り組みます。

プロジェクトテーマ

先生からのメッセージ


建築施工システム技術科は、仕上がり像を建築施工管理者の育成としています。開発課題では、5名程度のグループ編成により、施工・施工管理、施工法の開発や検証などを大きなテーマとして取り組んでいます。 直近では、RC建築物の施工・施工管理、スペースフレーム構造の開発、木質工法の施工・施工管理、仕上げ工法の開発に取り組んでいます。


建築施工システム技術科 齋藤 慎一郎先生

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