校長挨拶

校長 森田 順司もりた じゅんし

校長写真 本校は、五所川原市をはじめとし、青森県内を中心とした関係機関、地域の事業主団体、企業の方々と連携し、人材育成の拠点校として「ものづくり」をとおした"人づくり"と「ものづくり」に関する技術支援による地域の課題解決など、地域産業界に貢献する役割を担っています。
 本校は今年で38年目を迎えますが、学卒者を対象とした訓練においては、これまでおよそ3千名が卒業し、製造業を中心とした産業界で職場のリーダー、中堅技術者として活躍しています。38年というこれまでの歴史において、製造現場における即戦力を養成することを心掛け、変化する技術革新の中で、カリキュラムの改定、設備機器の導入、職員の研修により対応を進めてきました。令和3年度には東北職業能力開発大学校の「応用課程」に新たに生産ロボットシステムコースを設置しました。
 本校の特徴としては、豊富な実験・実習の時間が特徴の1つで、学科目で学んだことを、実際の実験・実習をとおして専門的な能力を習得することができます。実際の製造現場で働く際は、複数人のチームで仕事に取り組むことになるため、コミュニケーション能力が不可欠と言われています。「専門課程」2年次において、複数人の学生のグループが1つのテーマ課題に取り組む「総合制作実習」という科目があります。この科目においては、先生指導の下、同じグループの学生がお互いに知恵を出し合い、テーマ課題に取り組みます。2年次の最後には、これまでの取組みの成果を発表しますが、この実習をとおして、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が養成され、2年次の発表会においては成長した学生の姿を見ることができます。
 「専門課程」卒業後、東北職業能力開発大学校等の「応用課程」に進学した場合、ここでも多くの実験・実習の時間をとおして、更に専門的な能力を習得するとともに、「標準課題実習」、「開発課題実習」といったグループによる実習科目が設定されています。「開発課題実習」においては機械、電気、電子情報の3科の学生がグループを組み、先生サポートの下、企業から与えられた課題などに取り組みます。課題は実践的なものとなり、課題に取り組むことでスケジュールや予算を管理するマネジメント能力や課題を発見し、解決する能力などが習得できると考えています。
 また、在職者を対象とした訓練として、毎年、能力開発セミナーを実施し、地元企業の従業員の方へ能力開発の支援を行っています。これ以外にも受託・共同研究や職業能力開発に関する様々な相談・支援を行っています。
 今後も製造現場の即戦力の人材を養成することで、五所川原市をはじめとする青森県内の地元企業における「ものづくり」企業の人材育成に貢献して行きたいと考えています。