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【イベント】防災訓練および避難所支援システムの実証実験を行いました


当校の防災訓練を6月14日に実施しました。

この訓練は毎年1回施設消防計画に基づき実施しており、今年度は火災を想定した訓練(通報訓練、避難訓練、消火訓練)を実施しました。

訓練は午前10時45分、Ⅱ号館1階にて火災が発生したとの想定で実施しました。

出火場所であるⅡ号館を避け、普段通行しない場所を通る経路でしたが、校内放送による指示に従って職員および学生が速やかに避難することができました。


避難訓練終了後、電子情報技術科が地元企業と取り組んでいる共同研究「大規模災害時避難所支援システムの開発及び評価」の取り組みの一環として、避難所支援システム(避難所手だすけくん)による実証実験を行いました。
学生と職員は「避難所に避難してきた世帯主」という設定のもと、まずはバーコードが印字されたカードを1人1枚受け取り、受付で世帯の人数を伝えます。
受付担当の学生は、バーコードを「にゅうりょ君」で読み取り、世帯の人数を入力します。
受付を行った人数は、「ひょうじ君」により一目で知ることができます。
実験の結果、125名分(世帯人数478名)を約6分で登録することができました。
避難所運営の際必要な個人の属性(年齢、アレルギーあり等)や、必要な物資(粉ミルク・紙おむつ等)は昼休みや放課後に別途登録しました。
避難所入り口では「何人が入館したか」のみを集計し、時間のかかる各種情報の登録を後から行うことによって、避難所に入れない受付待ちの避難者の長蛇の列を防ぐことができます。


システム実証実験終了後、消火訓練を実施しました。
消火訓練は各科(生産技術科、電気エネルギー制御科、電子情報技術科、電気技術科)および職員が水消火器を用いて実施しました。

訓練終了後に、ご協力いただいた浜松南消防署の職員の方から訓練に対する講評をいただき、防災訓練は終了しました。
お忙しいところ指導に来ていただいた浜松南消防署のみなさま、どうもありがとうございました。

火元を避けて避難します

避難所支援システムによる実証実験中の様子

写真奥の「にゅうりょ君」で次々に登録します

電子情報技術科1年生の協力のもと、「4歳、出血多し、親が行方不明」など、特に注意が必要な避難者を設定しました

ひょうじ君で何人登録できたか確認できます

グラウンドに移動し、水消火器による訓練を行いました

火元に見立てた赤いコーンに放水しています