修了生インタビュー

手で憶えた技術や技能は一生モノ
創意工夫でさらに磨きはかかります

生産管理者

新 一行さん 瀧住電機工業株式会社 生産技術科 1987年3月卒業

現在のお仕事内容をお聞かせください

全国の家電量販店や大手スーパー、大型ホームセンターに対して、家庭用の蛍光灯やシャンデリア、エクステリアライトなどをお届けしています。当社では、開発設計から製造、そして流通までを一貫して行うことで、安定した品質を維持する一方、コストの適正化を実現することに成功しています。その生産ラインの維持管理を現在、私が任されています。

京都能開短大在学中の思い出はありますか?

修了したのがもう20年以上も前。さすがに新卒当時のことは憶えていませんが、いろんな仕事を経験して感じるのは、学ぶのは学校だけではないということ。むしろ社会に出てから身につける技術や専門知識のほうがはるかに多く、仕事に役立つと思います。ただ、そのためにも基礎を習得する学生時代の重要性は同じ。私は苦手でしたが、座学の理論もちゃんと勉強することをお勧めします。

何を学ぶかではなく、何を学ぼうとするか、その意欲のあるなしは、学生時代だけでなく社会人になってからも大切だと語る。負けず嫌いだった学生時代。放課後誰もいない実習室で黙々と技能訓練に磨きをかけた。一緒に学んだ同級生にはいまも感謝しているという。

京都能開短大で学んだことは役立っていますか?

わずか2年の専門教育ですべてが決まるわけではありません。その後、どう成長するかが大きな問題。私自身も就職した直後は品質管理部門に配属され、何もかもがはじめての経験ばかりでした。が、しかし、そこで得た専門知識や生産技術に対する考え方を究めていったおかげで、生産部門の管理職になったとき大きな改革をなし得たと思っています。どう変わるか、どう成長するかは、本人次第です。

京都能開短大で学んだことは役立っていますか?

わずか2年の専門教育ですべてが決まるわけではありません。その後、どう成長するかが大きな問題。私自身も就職した直後は品質管理部門に配属され、何もかもがはじめての経験ばかりでした。が、しかし、そこで得た専門知識や生産技術に対する考え方を究めていったおかげで、生産部門の管理職になったとき大きな改革をなし得たと思っています。どう変わるか、どう成長するかは、本人次第です。

インタビューバックナンバー

機械設計の現場では、自分自身の技術と努力で可能性は大きく広がります

生産管理者

現在のお仕事内容をお聞かせください

工場の中の重機器を移動したり、何十トンもあるような工業製品をつり下げて移動する特殊な大型クレーンの設計・管理を担当しています。ホイストクレーンと呼ばれる製品でつり上げる重さは最大で75トン。ユニークなところでは火力発電所の部品をつり上げるためのものもあります。いずれにしてもひとつひとつ設置場所や目的、持ち上げるものが違うので、オーダーメイドとなります。

瀬野 稔さん 株式会社神内電機製作所 生産技術科 1992年3月卒業

京都能開短大在学中の思い出はありますか?

機械設計のエンジニアである父のアドバイスで能開短大に進学。入校してから「意外におもしろいな」と感じることの連続でした。いろんな生産機器の扱いを手取り足取り教えていただいたり、ある程度自由に機械をいじらせてもらうことができたのは、普通科出身だった僕にとっては大きなプラスだったと思います。

京都能開短大で学んだことは役立っていますか?

図面設計の基本やCAD/CAMについての基礎知識は非常に役立っています。即戦力というほどのものではありませんが、企業ごとの特殊な設計については日々の仕事の中で学べるので問題ありません。むしろ幅広く基礎を習得することが現場では役立ちます。ちなみに、昨年当社にも修了生が入社してくれました。

求人票も来ていなかった神内電気製作所に自ら面接を志願。見事入社を果たした経験を持つ。ひとつひとつの設計が違うため、プロジェクトのたびにアタマを悩まし、それがやりがいにもつながっている。

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