強み

電子情報技術科では、コンピュータに関連する技術の中から、ハード・ソフト・通信の3本柱を中心に、基礎的な技術から応用の領域まで幅広く指導しています。少人数制のメリットを活かして、理論と実践(実験・実習)を組み合わせた授業を展開し応用力を備えたエンジニア育成を心がけています。コンピュータ技術を必要とする業界は幅広く、就職先も多彩なので、ひとりひとりの希望に即したサポートも徹底しています。

(1)技能検定への取り組み

電子情報技術科では、基板はんだづけの技術力向上を目的に、1年生の入校時期より、7月末に行われる電子機器組立て3級の取得に向けて取り組みます。2013年度は、14名合格しました。合格するまで、練習を繰り返していきます。もちろん、学科試験もあるので、理論の勉強も実施しています。このような、取り組みを通して、着実に技術力を高めていきます。

技能検定練習の様子
技能検定練習の様子
電子機器組立て3級合格者
電子機器組立て3級合格者

(2)社会に貢献できる人材になるために

電子情報技術科では、社会に貢献できる人材育成を目指し、2年生で取り組む総合制作実習テーマを地域ニーズ合わせた設定となるようにしています。昨年度は、進行性筋疾患対象者の方への福祉機器として、音声認識によるADL支援機器の開発を行いました。製作を実施した学生たちは、社会貢献を実感しながら、実習テーマに取り組みました。

ADL支援機器の開発環境と製作基板
ADL支援機器の開発環境と製作基板
完成した支援機器
完成した支援機器
ADL支援機器を製作した学生チーム
ADL支援機器を製作した学生チーム

(3)技術力評価のための競技会参加

 電子情報技術科では、地域貢献のほかに、技術力評価の場として競技会に参戦計画も進捗しています。鈴鹿サーキットで開催されるソーラーカーレース大会に出場することを目的にソーラーカー製作も進めています。

ソーラーカーを製作した学生チーム
ソーラーカーを製作した学生チーム
製作したソーラーカー
製作したソーラーカー

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