皆さんは「港」と聞いて何を思い浮かべますか?横浜港なら山下公園やマリンタワー、大桟橋、赤レンガ倉庫といった観光地を想像する方が多いのではないでしょうか。
港は観光だけでなく、貨物を海外から輸入・輸出する物流拠点として、貿易立国日本には欠かすことのできない重要な役割を果たしています。
周りを見渡せば、遠い国から横浜港を経由してきたモノが必ずあると思います。
私は物品だけでなく、異文化の入り口でもある港に幼い頃から興味と憧れを招いていました。その港と密接な関係にある港湾業界に興味を持ち、通関業や港湾荷役以外にも、港に係る仕事がたくさんあることを知りました。
港湾カレッジでは、荷役から倉庫、通関、そしてその先の物流についても学ぶことができるので入校しました。
現在私は、通関や貿易の勉強だけはなく、揚貨装置などの物流機械の講習なども積極的に受けています。事務から現場まで、港や物流業界で幅広く活擢できるたくましい人を目指し、日々学習しています。
私は高校3年生の時、進路に迷っていました。私は何をやりたいのか、何に興味があるのか分かりませんでした。いろいろと学校を調べているうちに港湾カレッジに物流分野を勉強できる科があることを知りました。私は、その当時スーパーでアルバイトをしていましたが、「入荷した商品を陳列する」「商品の在庫数をチェックする」「お客様が商品を購入する」など・・・。そうか私の仕事は物流の一部なのだ!! このアルバイトの経験が物流情報科に入校するきっかけになりました。
港湾カレッジでは、社会人として必要な教養やビジネスマナーを学ぶことは勿論のこと、物流・港湾業界を担う実践技術者になるために充実したカリキュラムが用意されています。
例えば、物流実習システムが導入されており、実際に物流機器の取り扱い方法や商品の保管方法など、実習を通して学ぶことができます。また、港湾カレッジの特徴として、科毎に少人数のクラスが編成されていて、授業中気兼ねなく質問できる環境にあります。
私も目標のために日々努力し、港湾カレッジで習得したことを社会で活かせるよう頑張って行きたいと思います。
私は、「自分を育ててくれた横浜に貢献するための手段」として、「港湾ロジスティクス科」に入校をしました。
入校前、私は演劇を専攻する大学に通っていました。その大学は必修科目として、卒業年次の1年間に3回の舞台公演があり、朝から晩まで毎日の稽古に参加することが単位修得の条件でした。そのため、その大学では就職活動を行うことができませんでした。
そして卒業後、就職と向き合い、最初に述べた横浜に貢献したいと言う思いに気付き、港湾カレッジに入校しました。
現在、私は港湾ロジスティクス科で、港湾・物流業界の専門的な知識や玉掛けなどの技術について学んでいます。クラスメイトは、大学を卒業した人・仕事や大学を辞めた人など様々な人がいます。人生経験や価値観の違いがあり、人間力においても大変刺激的です。
素敵な仲間たちと共に学び、互いに刺激しあいながら、将来、国を代表する港町である横浜に貢献すべく、港湾業界に特化した職業人となるために日々励んでいます。