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港湾技術科

港湾技術科

国際貿易の第一線・港湾の現場管理技術者へ

港湾産業は、物流・流通の機能を担う産業であり、貿易立国としての重要な産業の一つです。現代の港湾技術は機能化、IT化され取り扱う貨物も多様化し、新しい技術に対応できる人材が必要とされています。港湾技術科では、港湾荷役機械の運転技術、港湾業務の知識、港湾荷役システムの構成と自動化についての技能・技術を習得します。

港湾技術科

1.充実の実学融合教育(港湾技術科)

港湾技術科

日本を代表する神戸港で港の仕事を学んでみませんか?

みなさんの生活に必要不可欠な食料品や衣料品をはじめ、自動車や機械、原油、天然ガスなどの日本に輸入される貨物、あるいは日本から輸出される貨物全体の99.6%は、船で運ばれています。
港では、船に貨物を積み込むための計画を立てる仕事、計画通りに貨物を積み込むために安全かつ迅速に指揮・監督する仕事、巨大クレーンを操縦し、船に貨物を積み込む仕事など様々な仕事があります。
そんな仕事に興味がある人、とにかくスケールの大きな仕事をしたい人、巨大クレーンを思いのままに操縦してみたい人、日本を代表する神戸港で港について学んでみませんか?

港湾技術科講師 奥薗 耕一

カリキュラム体系図

港湾技術科

2.就職に強い多彩な資格取得

      

港湾物流の現場管理技術者を育成する港湾技術科において、就職に強い様々な資格取得ができる授業科目を設定しています。
就職に強い資格を取得することによって、自分の自信にもつながるとともに、高い満足感を得ることでしょう。
また、資格取得に対応した機器・設備が充実しており、少人数教育ならではの、一人ひとりがしっかりと取り組める環境が整っています。

 

港湾技術科

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◆【大型特殊自動車運転免許を取得した学生へのインタビュー】


 
学生


【Q】大型特殊自動車運転免許の取得、おめでとうございます。取得した感想は?
【A】自分でもこの免許が取れたことに驚いています。
   入校して半年で取れたことに嬉しさを感じています。短期間で3つの資格を取得することが出来たので自信がつきます。

【Q】資格取得にあたって、難しさはありましたか?
【A】私は普通車の免許を持っていたので、学科試験は免除されていたこともあり、運転実技の向上に集中するとこができました。
   しかしながら、運転操作は普通車と違い、カーブを曲がる時は車の真中から折れて走る(車体中央から方向転換して曲がる)ので感覚が全く違いました。
   複数の先生にみてもらい、アドバイスいただいたことが良かったと思います。

【Q】既にフォークリフトの免許も取得しており、実習などで数多く運転していると思いますが、フォークリフトやホイールローダ
   などの運転で楽しさは感じますか?
【A】普通車よりも運転が面白いです。フォークリフトは重い物や大きい物を持ち上げて運搬するための特殊な機能と車両構造
   をしており、座学でその構造を理解して実際に操作できるようになってから、更に面白さが増しました。何より大きな車両に乗れる
   ことがカッコ良いと思います。

【Q】これからの抱負を聞かせてください。
【A】座学、実技実習それぞれに得手・不得手を作らずに、即戦力となれるよう授業で習得していきたいと思います。

◆【ワンポイント情報】
  〇【当資格取得に関連する授業科目】 港湾機械運転実習Ⅲ
  〇【授業の目標】
        ショベルローダ、ホイールローダの実践的な運転技能・技術を習得し、公安委員会の大型特殊自動車運転免許の取得を
        目標にした実習を行います。また移動式クレーン、天井クレーンの基本的操作についても実習を行います。
  〇【授業科目に対応する仕事・技術】
    CFS(コンテナ・フレート・ステーション)・倉庫現場管理業務、コンテナヤード現場管理業務、コンテナ輸送業務、貨物の海上・陸上輸送業務
  〇【授業科目の発展性】
        
授業科目の発展性

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終了生メッセージ(港湾技術科)

ここでの勉強の先に、はっきりとガントリークレーンが見えています。

港湾技術科

久 壮大郎さん

漁師のタマゴから港湾へ路線を変更

高校は海洋科の水産系でした。漁師になりたくて入り、そのつもりで勉強をしていたんです。しかし、高校3年になって進路を決めるとき、両親から大学へ行ってはどうかと勧められました。そこで思い浮かんだのが、2年生のときに先生に紹介していただいたこの学校です。ここで資格を取れば仕事にそのまま役立つし、両親も納得します。そんな経緯で入校を決めました。

頑張れば、希望の仕事に直結

この学校のよさは就職がしやすいことで、就職率はほぼ100%です。今、港湾は人手不足が進んでいて この学校にも募集がすごく来るらしいので、将来はかなり有望かと思います。ぼくの希望はクレーンを操作する仕事で、特に港湾技術科の憧れでもある大型のガントリークレーンのオペレーターを目指しています。実際に機械を運転する実習の授業はとても楽しいのですが、座学は苦手。将来の夢実現のために頑張っています。

一人一人を熱心にサポート

先生方がとても熱心なのもこの学校のいいところです。例えばクレーンの試験ではすごく遅くまで残って、丁寧に指導をしていただきました。少人数なので、一人一人に目が届くんでしょうね。ときには厳しく、課題を全員が終わるまで帰さないみたいなこともあります。しかし、全力でサポートしていただける心強い存在です。

どんな経歴でも、ここからがスタート

ぼくは水産系でしたが、普通科から来る人や社会に出てから入校する人など、いろんな経歴の人がこの学校で学んでいます。クレーンを運転したことがなくても、知識がなくても大丈夫。全員同じスタートラインから始めるので、心配は要りません。ぼくはこれまでにフォークリフトと玉掛けの資格は取ったので、これから天井クレーン、移動式クレーンの資格取得に向けて頑張るぞという感じです。

港湾で働くという目標に向かってまっすぐ歩んでいます。

港湾技術科

馬渡 祐輔さん

高1で興味を持ち、高2で入学を決意

この学校を知ったのは高校1年生のときでした。父は港湾とは関係ないですが、こういう学校があるよと紹介してくれたんです。卒業までまだまだでしたが、オープンキャンパスに参加してみて、勉強する内容や就職後の仕事などにすごく興味を持ちました。それまで高校卒業後は就職するつもりでいましたが、こういう方向もいいかなと思うようになり、2年生の頃には、ここで学んで資格を取ろうと心に決めていました。

授業で技能を確かに習得

入校していろんな機械を動かしてみて、思ったほど簡単じゃないと痛感しました。例えば天井クレーンの場合、コースどおりに動かすわけですが、どうしてもタイミングがずれるなど、ちょっとしたミスが出てしまいます。でも、授業で何度かやっていくうちに、実習が面白くなってミスもなくなっていきます。こうして上達していけるのが、この学校の良さなんだと思いました。

資格取得に最適な環境

この学校に入ってから、フォークリフト、玉掛け、天井クレーン、移動式クレーン、揚貨装置の資格を取りました。今、危険物乙種の合格発表待ちで、就職までにはけん引免許も狙っています。資格試験では学科試験もありますが、わからないことは先生に気軽に質問できますし、わかりやすく教えていただけます。先に資格を取った友だちに教えてもらうなど、学生同士で助け合うこともよくあります。

将来、やりがいのある仕事を望むなら

就職先は、港湾業務を総合的に行う会社に決まっています。夢はもちろんガントリークレーンに乗ることですが、とにかく配属された部署の仕事に頑張ろうと思っています。機械に興味がある人や港湾で働きたいと思っている人には、この学校はお勧めです。いろんな資格が取れるのはもちろん、その先に待っているのは社会に不可欠な港湾の仕事です。自分たちがみんなの暮らしを支えているという、誇りとやりがいのある未来につながっています。

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