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住宅リフォームデザイン科(訓練期間6ヶ月)のご案内

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

設計から図面作成、建て方まで一貫して学び、木造住宅を建てる上で必要となる知識・技能を習得します。
住宅設計に必要なルールを学び、CADを用いて建築図面の描き方を習得します。
住宅リフォーム(内外装、断熱など)に関わる環境整備の知識・技能を習得します。

訓練全体(6ヶ月間)の目標人材像(訓練目標)

  • 木造住宅の構造、法規、各種申請について理解し、図面作成ができる。
  • リフォームを含む木造住宅の施工ができる。
    (下記写真の訓練課題例参照)
スチレンボードを使った木造住宅構造模型作成
サイディング・下見版による外壁仕上げ

総訓練時間

  • 662時間

訓練到達目標

1.「住宅(木造)構造・法規と申請業務」

木造住宅の大きさや防火に関する決まりを定めている建築基準法、地震に耐えるために必要な構造強度、各種申請業務に関する技能及び知識を習得します。

建築基準法等の座学

2.「建築2次元CAD」

建築CADによる住宅の平面図(間取り図)、立面図、断面図等の図面作成に関する技能及び知識を習得します。(使用CADソフト:JW_CAD)

2次元CADによる建築図面作成

3.「建築3次元CADと手描きの製図」

3次元CADによるデータ作成やプレゼンテーション技法を学びます。また、手描きによる平面図、立面図等の建築図面作成技術を習得します。(使用CADソフト:3Dマイホームデザイナー)

3次元CADによる立体図面作成

4.「大工作業の基本」

木工事に関するのこぎりやかんなといった、各種大工道具の取扱いと安全確認、継手・仕口といわれる木材を継ぎあわせる部分の加工方法を習得します。

大工道具の使い方と木材加工

5.「木造住宅骨組みの建て方と内装下地作業」

木造住宅の土台・柱・梁といった骨組みの建て方を学びます。また、床や壁など部屋の内装をつくるための下地工事並びに、断熱材の施工法について習得します。

木造住宅骨組の建て方

6.「内装仕上げ作業と外装作業」

床のフローリングや壁紙(ビニルクロス)のはり方など、内装仕上げ作業について習得します。また、窓のサッシやサイディングなど、外装仕上げ作業についても習得します。

壁紙による内装仕上げ

受講要件

過去の当該訓練分野の経験

  • 特に不要

事前に習得していることが望ましいスキル

  • CADの訓練にパソコンを使用しますので、パソコンを使用したことがある方(起動・終了、ワープロソフト、表計算ソフト)は、さらに訓練効果が期待できます。

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

受講料

無料です。ただし、教科書代(約10,000円)については、実費負担となります。
作業帽、作業服、作業手袋は各自で用意していただきます。

受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

建築が未経験の方でも、下記のような建築と関連する職種に就職されています。
(前職)  (修了後の職種)
・飲食店  → 住宅営業
・写真店  → 大工職人
・学校事務 → 設計補助
・機械加工 → 木材加工工場

訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

住宅設計補助、住宅営業、CADオペレータ、建設事務、大工職人、内装工

建設業の仕事

建設業の仕事は、大きく分けて、設計と施工の2つに分けられます。まず、設計の仕事は、施主の要望に応じて建物の規模や形状、構造、部屋の間取りなどを計画し(基本設計)、CADを用いて平面図や立面図等の作図をします。また、構造強度や各種法規の細部の検討を行いながら、模型やパース等を用いて施主と打ち合わせを繰り返してプランを練っていきます。構造図や施工図などの詳細な図面ができたら(実施設計)、関係行政庁に建築確認の申請をしてチェックを受けます。
次に、施工の仕事は、工事現場で大工や内装工、外装工、左官、とび職などの多くの職人が図面に従って材料の加工・組み立てなどの作業を行います。また、これらの作業全体を監督するのが現場管理の仕事です。このほかに、住宅の販売などを担当する営業の仕事もあります。
このように、建設業の仕事は工程ごとに分業化されていますが、どの仕事にも共通して、設計から施工までひとつの建物をつくるすべての工程をイメージし、仕事の段取りを自ら組み立て、提案できる能力が必要です。つまり、「現場がわかるデザイナー」や「図面が読める職人」が求められています。

職種との相性(こんな方に向いている!)

「ものづくり」に興味があり、細かい作業が好きな方や、人と接するのが好きで、複数人で協力して作業を進めることが得意な方が建設業に向いています。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 住宅設計補助に関する業務
    (自ら設計を行う「建築士」の仕事は経験年数が必要です。)
  • CADオペレーター
  • 住宅営業の業務
  • 大工、内外装施工業務

求人票に記載されている職種名

大工、内装工、現場管理(見習い)、リフォームの施工管理、鳶工、測量、建築営業事務、 CADオペレーター、展示場案内、解体作業員

就職後の仕事例(求人票より)

  • 木造住宅建築、住宅リフォーム工事(大工)
  • 住宅建築を希望するお客様との打ち合わせ(営業)
  • CAD操作による図面作成、修正(CADオペレーター)
  • 外注先との施工打ち合せ、見積もり、請求書の作成(現場管理)

就職率

84.9%(令和元年度 訓練修了後3ヶ月時点)

修了生の主な就職先

  • 新代工業株式会社(CADオペレータ)
  • 株式会社住之江工芸(設計)
  • 株式会社プライムハウス(リフォーム)
  • 株式会社吉田工務店(大工)
  • 株式会社ヤマトサービス(足場)
  • 株式会社日本ハウスホールディングス(住宅営業)

賃金情報

修了生の採用時の賃金(給与総支給額)実績

  • 平均15万円から25万円

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

家を建てるにあたってはいろいろな仕事の人が関わっています。その全ての人々が同じ目標に向かって仕事をしています。
お客様に家を届ける=ものづくりという考えから、家を造るということは、どの職種に就いても必要な経験だと考えています。
住宅関連へ就職された修了者からも、家を造った経験が生かされていると聞いています。また、家を建てるには様々な専門分野の知識が必要となります。
今後の技術の進歩によって、さらに専門的になることでしょう。したがって、当科では各分野において基礎的なことを6月間で訓練しています。住宅関連の仕事に就くにあたり、最低限のことを訓練します。よって、ある仕事に特化した内容については訓練時間外での自己研鑽が必要となります。自己研鑽については、相談していただければ、できうる限りのサポートをさせていただきます。
【下記写真は、平成24年度修了者の就職先での工事事例です。】

製作物例1

製作物例2

訓練修了時に取得できる資格

携帯用丸のこ盤作業従事者安全教育

労働安全法の労働安全衛生規則の「特別教育に準じた教育」として、事業者の方は携帯用丸のこ盤を用いた作業に従事する者に対し、安全で正しい作業を行うために必要な知識及び技能を付与し、もって職場における安全の一層の確保に資することとされております。

足場の組立て等作業従事者特別教育

労働安全法の労働安全衛生規則により、事業者の方は足場の組み立て、解体又は変更の作業に係る業務(地上又は堅固な床上における補助作業の業務を除く。)に従事させる場合は当該業務に関する特別教育を行わなければならないことになっています。

任意に取得する資格

訓練期間中に受講者の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。受験手続きの説明や合格できる技能レベルへの到達は訓練中十分可能です。(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

建築CAD検定

就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施しています短期間の 在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料)) を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。
 

お問い合わせ先

ポリテクセンター秋田 【訓練課 受講者第一係】

TEL

018-873-3178

FAX

018-873-2960

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